2012年

12月

30日

ヒトリフェスティバル

暴風雨のなかお集りいただきありがとうございました。全員ソロとはいえ3人でのイベントって今年初じゃないかな。年の最後にヒトリフェスってタイトルも好みだし、ライブもそれぞれに独自な内容で、とても楽しかった

先月末からずっと関東にいるんですか?なんて質問されて、まさかそんなわけないんだけど、そうか、先月末から表立っての活動はやってなかったのか。確かに一年単位で振り返ると、12月は多く休んだ。10月のnamura終わり不眠で乗った飛行機の中で、12月になったら脳ミソ腐るほど休んでやる!とココロに決めたから。でも何もなかったわけではなくて、金沢の展示の追加分を制作したり、来年また大阪の西成で再開するブレーカープロジェクトの準備をすすめたりしていた。仕事以外でも、次郎さんのお葬式に始まり、そこから数日間は静かにすごしながら、久々に濃密な読書体験をした。次郎さんと会えないのは残念だけど、受け取ったものは消えません。あとさんざん放ったらかしていた虫歯を治療したり、ひっそり植野さんのディナーショーをお膳立てしたりしてるうちにもう年末になって、、、

 

今年ももうあと少し。最後にすてきなイベントで1年を終えることができてよかったなあ。こういう体験を重ねると、主催者の表情が見えないようなイベントとか、自分で責任をもって最後まで見届けられないようなこととは関わるまい、といった自戒にもつながる。自分がやりたいことは未だによくわからないけど、やりたくないことははっきりとわかる

追記:3人でのイベント今年初、と書いたら6月にマルモやなんやでさんざんやってたじゃないか、とご指摘いただきました。そのとおりでした。。

 

日本で初、だったということで

 

 

 

 

 

 

2012年

12月

28日

もうおどろかなくなったPIT INN

えー!ピットインにでるの?とはもう言われなくなった。年末恒例の大友さん祭り。今回はとくに参加できたことがうれしい。なんでかは内緒

 

前回と比べると全体にちょっと控えめな、いぶし銀な演奏でした。といいつつ出だしで脚立にのってる人とか会場を引きずられてる人とかいたけど。ステージ上における大友さんやさちこさんとの音のやり取りが、非言語の会話みたいでとても楽しい

 

僕のやったことに対して前列の人が笑ったりおどろいたりしたときに、このリアクションも含めて僕の音だとお考えいただければ、それはきっと後列の人だけが得られるやくとくかなーと。へりくつじゃなくて、これまでもずっとそういうことを試行しているのです。みえる、みえない、みえないけどみえる、みえるけどみえない

見ているを見られているは、見られているを見ている。ずっとみえていたい人は、僕ひとりのライブのときにおいでください

2012年

11月

26日

三沢洋紀と大島輝之の風雲児たち!?vol,6

三沢さんと大島さんに、両親のなれそめから本人の思春期までを根掘り葉掘り聞かれるという謎企画におよばれしました。会場は居酒屋で、お客も全員つまみながら、飲みながら。質問の9割は下ネタという噂を耳にしていたのでビビリまくってたけど(あまりの恐怖に植野さんに同行してもらったけど)、2人ともやさしい兄貴ってかんじで、途中でミニライブも挟んだりして、楽しめました

イベントの後、横浜に越した田口さんから独自編集のタンゴのめちゃんこおもしろいビデオをみせてもらう。演奏中のアニバル・トロイロさんがかわいすぎる!

その後みた昭和の名人芸のビデオでは、コマ回しの名人芸がおもしろかった

2012年

11月

25日

TAT Performing Arts Vol.2

事情があって名前は伏せてあったけど、ねじくんと一緒に出演しました。ねじくんとは渡邉くんのリクエストもあって何度か絡んだことがあり、それはいつも遊んでるような感覚で、でもいつも普通じゃない、狂気とか、グルーヴとかが渦巻いていたのです。だからきっと2人とも、さっと会ってさっと何かやれるってことを過信しすぎていた感は否めない。守谷での個展のときみたく場内放送をフル活用するはずが、開演と同時におこった謎のシステムエラーで90度方向転換。代案としてとっさに出たのは、まあ、ああいうことだったんだけど、やってみたらこないだのソーキチでのゴンゾ塚原くんの劣化コピーみたいになってもた。。

悪くはないはずなんだけど、やらんとした方向性と全く違う結果だったので、終わるなり即座にねじくんと反省会をひらいて、最初はお互い自分の至らなさに落ち込んだんだけど、僕らの出番は最初だったんで、イベント終わりでお客が外に出てきたところを迎え打つように、外で第二幕をやることに決めた。お互いの役割をひっくり返して、入れ子のようにして。ねじくんの悪人っぷりが存分に発揮されて、こちらはわりとよかったとおもいます。これがなかったら大変だったよ、2人とも、メンタルが

 

そしていつかまたやろうってことでおしまい

 

 

2012年

11月

24日

CE QUI ARRIVE 2012 –これから起きるかもしれないこと–

これだけいろんなものが一度に揃いながら、古くからの知り合いが何人もでてたので、それぞれ頼もしいなーとおもいながらみてました。しかも会場スーデラだし。お昼に会場入りしたとき、リハ中の山川さんが3人横一列で髪ばっさーってなっててびびった

自分のライブは要所要所でけっこう笑いがおきてて、大阪でやってるみたいだった。コンパクトなんだけど、つくりは視点がどんどん脱皮しながら俯瞰していく3重構造で

 

ライターと手袋をかしてくれた方どうもありがとうございました

2012年

11月

22日

あやしい音の冒険/隠し砦のナイトツアー

もともと展示のお誘いを時期的に不可能なのでとお断りしたところ、藤井さんの粘り強さもあって、話が二転三転して今回の企画をやることに。タイトルは黒澤明の隠し砦の三悪人のロケ地であることにちなんでつけました。東くんが三船敏郎のカバーをする登場は面白かった

録音とは世界に手がかりを残すことであり、世界のきっかけをつかまえることだ。録れるはずのない音を録ろうとすることにこそ醍醐味があって、それを期待するからこそ僕たちは後に引けなくなるわけです。僕自身、もっともっと予想のつかない展開に転がるほうに期待したし、おそらくお客さんの何人かもそうだったろうけど、わが力及ばずでした。音を録ることそのものの魅(魔)力が、少しでも伝わってたらいいな

2012年

11月

16日

台北

アジアに行く機会が増えてきてることは、最近の僕の興味とばっちりハマるところがあるので、毎回とても勉強になる。そもそも台湾についてもともと知ってたことなんて、少しの歴史と幽玄同士とエドワード・ヤンくらいだったけれど

自分が呼ばれた場所や置かれている立場がわからないまま到着し、あらかじめ用意されていたであろうプログラムに巻き込まれながらたくさんの印象的な人たちと出会うなかで、台湾におけるアヴァンギャルドや前衛の意識、インディペンデントな活動、メディアアートの立ち位置などなど、いろんな創作の背景が浮き彫りになってくるのがスリリングだった。体験や会話から得られる知識が、自分がこれまで知っていた歴史認識や思い描いていたイメージと大きくちがっていて興味深い。あと、台湾の文化風俗における日本の影響って、日本におけるアメリカの影響と似てるなー、とも感じました

ライブは2日連続だったので素材そのものを変えることはできなかったけれど、それぞれに別の角度からちがうことをやってみた。自分にとってはどこか希望を見出してしまうほどにあらゆる文脈からかけ離れたストレートな反応だった。そもそも文脈そのものが欧米とは切り離されていて、整理も細分化もされる以前なのだとおもう。だから演劇の小屋でおこなわれた僕のライブに音楽とか美術とかいろんなところの人が来て、最後にストーンズが表紙のロック雑誌から取材が来たりもする

お世話になったリーチュンやヤンフンやエイミーさんたちが、この先台湾では僕のようなことをやる人がどんどん増えていくんじゃないか、と言っていた。ホントのところどうなるかはわからないけど、想像するとなんだかわくわくするなあ

16-18

 

 

2012年

11月

10日

Unlimited26

2日め。フェス会場はかなり大きくて、全てのコンサートがステージの上でとりおこなわれてるのを、僕たちは客席の真ん中に陣取って、ザビエと僕は完全な生音で演奏した。客席の耳を小さい音にフォーカスさせながら、ときどき音も光も完全にシャットダウンしながら。僕がよくひとりやってるようなことを、そのままやれた感じ。会場を煙に巻いたような感もあったけど、どんなライブをやってもザビエはいつも楽しそうだ。植野さんとかもそうだけど、きっとライブ中になにがあってもいいんだろうな

グレートウェイトレスというシドニーの3人組も独特な緊張感がある演奏だったけど、印象的だったのはフィル・ミントンというおじさん。おじさんおじさんとよく書くとお前もおじさんじゃないかと言われそうだけど、僕にとっておじさんだから世間的にはややおじいさん?昼夜で地元住民を集めたワークショップで結成された30人くらいの混声合唱団とExit Edenという凄腕バンドを率いたライブとふたつやってたけど、どちらもとてもチャーミングだった

2012年

11月

09日

ヴェルズ

Unlimitedというフェス出演のため電車でオーストリアのヴェルズに来ました。ほんとは昨日移動の予定だったのが、ダイヤ管理システムのエラーで電車がストップして、一日遅れで移動することになってしまったけど、ライブは滑り込みで半分間に合った。チャールズ・ヘイワードがかっこよかったなー

そういえばずいぶん前にザビエが初めて日本に来たときにも、一緒に福岡で電車が止まって足止めをくったことがある。僕はザビエをひとり大阪行きの新幹線に乗せて自分は熊本の実家に帰るはずだったのが、早朝に地震があったせいで上りの車両がぜんぶストップしてしまった。ザビエを残して行けないので、帰れなくなったことを伝えるため母に電話したら「外国人とホームで電車待ってるのがニュースに映ってたよー」なんて嬉しそな返事がかえってきたのだった

SUNDAY COVERS、ザビエが休日に録りためた裏仕事。ほぼクラリネット1本でやってておもしろいです。トム・ウェイツのClap Handsがあるけど、フェス3日めにはマーク・リボーのライブが。でも移動日でみれない_

 

 

 

2012年

11月

07日

ポンドバレその2

映像作家のソフィーがパリからやってきて、一緒に合宿みたいにして演奏したり、撮影もしたり、の日々。このプロジェクトに関してはザビエにおまかせしてるので、これが後々どうなるのかなんてぜんぜんわからないまま

この不思議な写真はちびっこたちに電話をうばわれたときのもので、あたま(帽子)だけ写ってるのが僕で、その後ろにはなんと馬の首が。。最後にそれぞれ絵を書いてプレゼントしてくれたので、お返しに蟲笛をつくってあげました

 

 

2012年

11月

04日

ポン=ド=バレ

ザビエのアトリエに転がってたモーターやガラクタを組み合わせて、ライブを重ねるごとにいろいろと別のことを試しながらやってみた結果、最後のライブはかなり特殊な、これまで聞いたことないようないびつな音楽になった。20人くらいづつの各回入れ替え制で。やっぱり小さいライブはいいです。大きすぎると試せないことがたくさんある。他の場所ではギャラリースペースはもとよりアトリエ各部屋におのおのの小さい世界がちりばめられていて、本当に素敵な展覧会でした

ポンドバレはとにかく美しいところなので、隙をみつけては散歩したり山を登ったり。リーは野外録音の趣味があって、というかほとんどそれをやってるかそれに関係あることしか喋ってないような人で、彼が録り集めてる世界各地の池や沼の音源はどれも本当に美しく表情豊かで、どれだけ聞いていても聞き飽きない。僕もここ1年くらいアイデアを変えながら水中の音を録ってるけど、僕が録ってるのは主に物理的に生じる気泡の音で、リーが録ってるのはもっと水草とか魚とか昆虫とかに起因するような、小さな世界を覗きみるような音。素朴で日記を読んでるのような感覚に近い、これってこの人の日常なんだな

 

+

野外録音つながりで告知、帰国した日の夕方から西宮の船坂であやしい音の冒険、興味のある方はご参加ください。行ったことない土地なので探検しながら面白い音を採取して、それを岩肌に反射させて聞いてみようという試み。ここ、黒澤明の「隠し砦の三悪人」の舞台だそうです

 

 

2012年

11月

02日

グルノーブル

フランスの北東に位置するFresnes-en-Woëvreから南に大きく移動して、今いるのは南東のポン=ド=バレというこれまた小さな村。とにかくきれいで、会う人会う人いい人ばかりだし、村に3つしかないレストランはどれもおいしい(2つしか行ってないけど)楽園みたいなところ。ザビエは1年前からここに住んでいて、彼のアトリエは複数のアーティストが共同で運営しているLe Quaiというスペースのなかにある。一昨日、彫刻家のニコラスとイベント用にケーキを焼いてたら、大量のコショウを取り出してきてテイスティングがはじまった。彼は世界中の珍しいコショウの収集家なんだそうで、日本の山椒について聞かれたので、うなぎ(eel)によく使うスパイスだと伝えたら「ウナギ!」と日本語で返された。そうか、「うなぎ」はカンヌで賞をとったんだった

僕たちはここで週末に催されるアトリエ作家共同の展覧会に参加するかたちで、今日から2日間で3度のライブ演奏をすることになってる。これに先立ち、昨日はいったん車で遠出してグルノーブルという町のライブハウスでライブでした

こちらは移動の途中に寄ったアルプスの袂、ヴィラール=ド=ランでパシャリ。なんか画像検索でひっかかりそうな写真だな。雪山、とかで

 

ライブはこれまで3人でやったなかでベストの内容だった。私生活もふくめて3人の間で遠慮がなくなってるのが、ぜんぶいい方向で作用してる。ラジオ局が中継していたダンシテのときのライブ録音も送られてきたけど、これまたなかなかよいではないか。最近こういう即興のセッションみたいなことから疎遠になっていたし、何をやろうにも、何故今此処で惟か、を過剰に意識しすぎるきらいがあるので今回もぐるぐると考え続けていたけど、3人でやるおもしろさの実態をはっきりと掴めてきた

グルノーブルの会場の上にはアパートがくっついてて、もともとスクウォットから居住権を得た場所らしい。今年はここの30周年らしく、やたらいろんな人が嬉しそうに言葉をかけてくるなあとおもったら、ライブの後案内されたところで皆一緒に食卓を囲んでて、そのほとんどが老若男女交えたここの住人たちだった。何人住んでるのか聞いたら「誰も把握してない」だって。今年はこういうところによく出くわすなあ

ドネーションで置いてあった手作りCDを何枚か購入。どれもジャケがすばらしいのです

 

 

2012年

10月

28日

Densite's、その2

今年もいいフェスティバルでした。以前参加したときはこの素晴らしいフェスを少しでも周りの人に伝えたくあれこれ書いたので、今回もちょこっとだけ

Le quatuor Béla et Albert Marcœur
丁寧で完成度の高い弦楽四重奏がはじまったとおもったら、突然あくびしたりすっとぼけた感じになって、後ろから現れたおじさんが道化のように歌いだす。写真はとってないので拾い物です

 

Wild Classical Music Ensemble
ブリュッセルのバンド。なんか愉快そうだなーとおもって楽しみにしてたんだけど、演奏はじまってみると超絶グルーヴィーなロックバンドでびっくりした。最高!ライブ後のカーテンコール、これは僕が撮りました

 

Valerio Tricoli
先日のナムラのユタくんも超絶かっこよかったけど、この人も同じ意味で凄かった。爆音でセッティング大変そうだったけど、演奏が狂気でめちゃんこかっこいい。こんな人ぜんぜん知らなかったなあ。こちらライブはまっ暗だったんで写真もこれでいいや。もちろん撮ってないけど

 

Frédéric Nogray

ガラスのシンギングボールによるとっても美しいライブ。グラスハープとはまたぜんぜんちがう響き

 

2008年に参加したときはトニー・デ・ナポリというケチャップみたいな名前のおじさんが巨大な石をゴムでこすって石のハウリングで会場を埋めるという荘厳なライブがあった。これぞ石の響という、それはそれは説得力に満ちた音だったのです

 

+

そしてすっかりかくのをわすれてたけど、自分たちのライブも楽しくやれました。いわゆる"演奏"という行為と比較するとある種の極北にあたるとおもうんだけど、以外とすんなり受け入れてもらえた印象で、お客さんや他の出演者さんからもたくさん反響をいただいた

 

2012年

10月

26日

Festival Densite's

Festival Densite'sはFresnes-en-Woëvreという小さな村でおこなわれている先端音楽、あるいは即興演奏のフェスティバル。フェスの名前は日本語読みだとダンシテ(=density)なんだけど、村の名前は未だに発音できない。2008年にソロをやったときに、主催のエマニュエルとザビエから「君は数年後に必ず戻ってくるんだ」と言われて、本当にそうなった。でも今回はソロではなくて、ザビエとリーと3人のセット。今年のあたまにヴェルダンでコンサートやらなんやらをやったのと同じプロジェクトで、ここが終わったらオーストリアのフェスにも出るのと、その間にフランスの別の町であと3つライブがあるらしいけど、ザビエがオーガナイズでいっぱいいっぱいでなかなか詳細が届かない

ヨーロッパでも、フランスやオーストリアにはこの手のフェスティバルがわりとあって、僕は出たことないけどドイツにもいくつか。でも他の国はちょっとずつ減ってるんじゃないかな。Densite'sは僕が出たなかでもいちばん町が小さく、いちばん人が温かく、いちばんごはんがおいしく、音楽愛の深いすばらしいフェスティバルです。もうすぐ開幕。たのしみ

自作楽器の展示。うしろの丸いのが大きい時計みたいになってて、かっちこっち動いて他の細かいのを制御してる。なんとなくバックトゥザフューチャーなかんじ。この愉快なおじさん、前回参加したときも展示してた

 

 

 

2012年

10月

25日

ほとんどぜんぶ忘れている

金沢の展示の一部について書くといったまま、気がつくと半分以上が終了間近になってしまった、、

天井の高い大きな展示室に2つの作品を展示していて、壁や天井裏までをフルにつかったインスタレーションを、空間でなく時間でふりわけてる。そのうちのひとつが2009年に勝どきで展示した「迷信の科学」。これ、どうしても今年中に再制作したいというおもいがあって、でも僕の作品至上最も複雑な作品でもあるので、今回の展示の話をいただいたときから何度も検討し、制作にも苦労を重ねて、やっとこさ公開が実現しました。一見シンプルで外面がいいけれど、そこには込められた黒い思いがどっさり。この作品は仕組みのうえでは、ぜったいに解釈が追いつかないようにできているので、滞在すればするほどに必ず発見があります

再制作といいつつ前回のパーツは散ってるので、全部まるごとつくりなおしました。空間が違えば印象もがらりと違うので、前回の展示を経験した人もそうでない人も、あげはの海鮮まんじゅうと合わせ技でどーぞ

 

11月の4日で終了します

 

 

 

2012年

10月

23日

以前2008年にも出演したFestival Densite'sに参加するため、フランスの片田舎に来ました。土日のイベントを終えて搬出、撤収、出発の準備とやって、出発前あまりの睡魔に負けてしまい、危うくフライトを逃すところだった。大家さんに助けられて空港まで向かう途中で一生忘れられないような出来事があったんだけど、これはなんか書くとまずそうなので秘密にしておきます

その搬出から準備までのあいだに、いろんな人から電話がかかってきた。ある人の訃報。日曜のBFF最中にも、別の人の訃報をきいた。どちらも周りの意見なんか関係なく自分の道をいく、灰汁の強い人だったとおもう。だから好きだったし、勝手にいろいろ気にしたりもしていた。死についてきちんと考えてみよう。死ということを、もっときちんと自分のなかで相対化しなければいけない。じゃないと、いなくなったというだけじゃ処理できないことが多すぎるよ

 

 

2012年

10月

22日

NAMURA

イベント全体については自分が関わったもの以外ほぼ何も見れてませんが、自分まわりの体験としては、濃すぎて、1mmも消化できずにいる。製図棟3F4Fの展示に関しては、仕込みのときから、もう、ほんとにいろんなことが起こってた。そして前日から当日にかけてはもう、摩訶不思議としかいいようがない事件、事故の連続。雨宮さん、クワクボさんと一緒じゃなかったら乗り越えられなかったとおもう。ホントに一緒にお仕事できて光栄でした。1週間ずっとつきっきりで手伝ってくれた渡邉くん。今回はっきりと、今まで気づかなかった渡邉くんの変なスイッチを押してしまった感があるなあ。ちょいちょいお手伝いいただいたボランティアさん、飯沢さんとただひ、そして黒幕、小多郎くん。またもや異常な体験を共有してしまった

4Fの展示は、前日の朝まで全く違う作品をつくっていたけど、ふとしたことからあっとおどろくセレンディピティがあって、結果的にああいう内容に落ち着いた。あの場所あの空間だから、てことだけでなく、昼夜通しのイベントだからこそ見せ方として成立するという意味でも、もう2度と再現できない内容だったとおもう。そしてこれも結果論だけど、ふたりとも一番得意なところでやれたような気がする。とくに深夜の丑三つ時、僕自身とても好きな展示です。でもやりかけたことはいつか回収しないといけない、と、そこはいつかまた何かの機会に

3Fの方は準備段階で実現が不可能かとおもわされるようなこともあったし、本番中も予想外のことがたくさん起こったけど、僕としてはやりたいことはやれたし、してやったりという気持ちもある。雨宮さんとの出会いがきっかけなのはもちろん、僕のなかでは停電EXPOや音遊びの会との仕事がなければ生まれなかった作品であり、参加してくれた皆さんには感謝してもしきれないくらい、感謝してます。26時間は長い、、けど、実はおもってたよりぜんぜん平気だった。テンションの問題かな。あと僕はほぼ参加してないけど、ラスト1時間の掃除からのくだりはすばらしくて、心が静かに踊ってました

中盤、魔の時間帯におけるジャンボくん。睡魔に犯されてなお、フロアの一角をピカピカに磨こうとしているのが泣ける、、

 

つづく

つづく、ってかいてたらレポートが届いた

http://www.cbc-net.com/log/?p=5666

BFFのことが多めにのってる!さすがただひ。BFF最中には同時進行でMOBIUMの窓からシンジが飛び出すという決定的瞬間!もあった

 

そして、以下3Fの展示=人。うっかり参加してくれることになった人のほうが多かったりして。でも皆おもしろかったなー。今回は自分のことだけじゃないので決まってたこと以外で誰が何をやったか、ってことをちゃんと記録したい気持ちはあるんだけど、まあ、いっか

 

雨宮庸介/飯沢未央/池田貴子/梅田哲也/柏原志保里/河原功也/金能弘/郷坪聖史/古賀雄一/坂上こず恵/佐藤秀介/塩間雄志/高橋誠司/高橋美佳/多田ひと美/館かほる/辰巳量平/時里充/土肥さん/松本大樹/御厨亮/光永惟行/諸江翔大朗/山田晃嗣/山路智恵子/米子匡司/渡邉寿岳/伊藤くん(補)

 

あとイベントボランティアでも何人か、事前にある程度ルールを共有できていた方にご参加いただきました。簡単にやってるようでけっこう難しいんですよ

 

ほんと皆さんのおかげです、長時間おつかれさまでした

 

 

 

2012年

10月

20日

NAMURA ART MEETING

2012年

10月

15日

壁と卵

雨宮さんと制作中

下のリンクに毎日ちょこっとずつ動画がアップされております

 

http://nam04-34.jp/umedaamemiya/

 

 

2012年

9月

29日

ソーシャル・キッチン 2周年記念パーティー!!

ライブもご飯も鶏も衣装?もぜんぶおもしろかった。自分のは終わったあといろんな人から突っ込まれたけど、パフォーマンスというよりか、あらためて「こんなんです」とご挨拶するような気持ちでもって、普段の生活ごと水に沈めてしまいました。桂くんの卵が愉快すぎておなか割れそうだった

 

パーレーな場に行くのって勇気がいることじゃないですか?主催が家族とか友達だったとしてもかなり大きくギアを入れる必要があるとおもうのに、ソーキチ(というらしいです)の周年パーティには幅広いお客さんが集まってくる。知らない人同士が肩肘張らず、自分のペースでそこにいたのがいちばんすごいことなんじゃないかなあ。アメリカ人みたいなテンションにならなくても楽しめる、とっても素敵なパーティでした。2周年おめでとう!

 

 

 

2012年

9月

23日

放課後電子工作クラブ

2003-2006にカフェブリッヂでおこなわれていた「電子工作カフェ」が装い(タイトル)新たに復活!初回はクワクボさん

http://www.adanda.jp/event/120923/

 

 

 

2012年

9月

15日

金沢に戻りながら

内覧会前日、父方の祖母の訃報がとどき、急遽、九州の実家へ帰ることになりました。すると、到着と同時に、もうひとり母方の祖母も数時間前に亡くなったとの知らせを受け、あまりのショックに、ことばが出ませんでした。こんなことって、あるんですね。何かを示し合わせたかのように、同じときに、2人の祖母が亡くなるなんて。なので昨日の僕は父方の祖母のお葬式に出たあと、母方の祖母の通夜に行くという、そして一日のうちに2人の身内の亡骸に触れるという、人生ではじめての体験をしたわけです。母方の祖母の通夜を終えると、どっと疲れがおしよせて、どうやら熱があるようでした。一日中あたまがぐるぐるしていたので、知恵熱だったかもしれないし、連日の昼夜にわたる設営作業と急な移動の疲れがでたのかもしれません。兄の家でいつもより早く横になり、数時間後、いつもよりうんと早く目が覚めて今日。電車の中でこれをかいてます。母方の祖母の告別式にでるのはやめて、金沢に戻ることにしました。今日は展覧会の一般公開初日。18時から、僕のライブパフォーマンスがあります。きのう美術館と話した段階までは、告別式に残って、ライブは僕不在でやることを考えていました。美術館は状況に深い理解を示してくれたし、2年前あいちトリエンナーレと神戸をつないだライブのときのように、自分が不在のなかやれる面白いことを考えるというならば、それはそれで成立させられるともおもえたから。でも、考えあらためライブに戻ることにしました。通夜の席でおばあちゃんを目の前にしたら、感謝の気持ちでいっぱいになって、溢れ出してとまらなくなって、それでもって、今日は戻ってライブをしなければいけない、とおもえたのです。今僕があるのは、おばあちゃんのおかげです。それは生まれてきたことだけじゃなく、本当に、物理的に、おばあちゃん無しに今の僕はいません。あるとき、僕の進路を示して、決定づけてくれたのは僕のおばあちゃんなのです。だから、僕は今日ライブをすることで、自分に正直に、自分のやりたいことを貫くことで、おばあちゃんにせいいっぱいの感謝をしなければいけません。おばあちゃんは、母に、子供には好きなことをさせなさい、と言ったそうです。好きなことをやり続けるのも楽じゃないですよ。でも必死にやらせてもらってます

というわけで本日オープン 僕は3つの展示をやってますが、そのうち2つは11/4で終了しますのでご注意を!展示の内容についてはまたかきます

 

 

 

 

2012年

9月

02日

one day ensembles 

序盤、2匹の蝉と一緒に館内をうろついていたことに気づいた人がいたのかな。たぶんいないな。そして足が棒になるほど歩き回ったという、これはまあできれば気づいてほしくないんだけど。ひとつひとつは地味で即効性のないことでも、最後の最後にそれが全体の中でひっくり返るような仕掛けでやってみました。心持ちはいつもどおりに

 

大友さんの仕事は、福島と今日と、実はその間に大阪で子供のWSも観覧してるので、その3つをとおしてみて、どれもそれぞれに興味深く、たいへんおもしろい内容だった。言葉も規律も無い自由な世界で、大友さん自身がモラル化してる。そこに呼んでもらったとき、僕には何ができるだろうか。自分にできることを、ちゃんとやる。それだけ

 

石川高さん、よかったなあ。隠密のようなお仕事でした

2012年

8月

26日

CMF2012

知らない人たちと泊まり込み合宿でワークショップなんて、、、こんなこと自分にやれるのだろうか。じっさい現場に行くまでは、というか、行ってから1日が過ぎるまでは、心底恐ろしかったのですが、2日めからはだんだん嫌な緊張もとけて、最後にはとてもリラックスして楽しく過ごせました。あー、、よかった

 

難しいことをなるべく簡単にやる、という名目で、音響のことと、意識のことと、知覚のことと、作為や無作為のことと、なんかそんなのをごちゃまぜにしてやってみるパフォーマンスみたいなこと。最後の水中顔面対局ではみなさん最高でした。徳久さんと坂倉さんのWSもとてもおもしろかった

 

前に横浜でWSがあったときにマクラウドのカバーを録ったんだけど、音のデータを入れたHDDを無くしてしまったので、今回またこの機会に便乗しての再録音。これは、素晴らしいものが録れたとおもうな。早く本人に送ってあげたい。発売になったらまたここに書きます

 

最後は若尾さんに保津川まで送っていただいて、ポイントを変えながらの渓流の生録。かなりおもしろいものが録れたので、これもいつか何かの機会に発表出来るといいな

2012年

8月

18日

A u g u s t G h o s t

最近寛太くんのいないところで寛太くんの話になることがやたら多い。それだけ彼はネタに困らない面白人間なんだけど、今日の彼のライブはまさにその人そのままな、じつに寛太くんらしいライブでした

 

僕は準備しておいた自分のライブとは別で、古館くんの前にもちょこっとだけ待ち時間ライブをやって、最後に自分のライブを。ああいうことをやるのはホント久々で、でも最終的にみなさんのおかげで意味不明なところへ着地できたのが、新たな刺激としてちゃんと自分に返ってきています

 

よい子→松見くん、ふつうの子→寛太くん、悪い子→伊藤くん。やってみるもんだな。京都の夜は楽しい

2012年

8月

15日

プロジェクトFUKUSHIMA!

オフの日に大城くん運転でドライビングしてたら駐禁を切られてしまったので、その夜、わがスタジオにてセルフチャリティー音源のレコーディング。内容はちょっと変わってて、というかまあ一周して超普通で、ただのカラオケ。まずは大城くんの「つぐない」で幕あけるこの「罰金メモリーズ」は悶絶間違いなしですよ。でも素晴らしい。最終的に西川くんも僕も1曲ずつ歌わされましたが、どの曲かは内緒です

 

そして翌日と翌々日の植野さんや大城くんが出演するイベントでちゃんと罰金分が売り切れてめでたしめでたし、だったのが、福島へ向かう高速道路で今度はまさかのスピード違反、、といってもたいしたスピードじゃないのに、引きが悪すぎるよ哀れ大城くん、ってことで「罰金メモリーズ」当然の増刷決定

 

福島に着いた頃は皆クタクタだったけど、プロジェクトFUKUSHIMAは元気におこなわれておりました。元気なんだけどテンションはそれほど高くなくレイドバックしていて、これから先何年もつづいていくことを見据えているようで、毎年ここで皆再会して、話したり笑ったり盛り上がったりするんだろうなーとおもわせる雰囲気で、うまく伝えられませんが、たいへん素敵なお祭りだったということです。僕は渡辺くんの弟さんに自転車を借りて、豆腐屋のように参加して参りました。夜にライブハウスでの大友さんのライブにもちょこっとだけ参加。そして最後の最後、ミチロウさんは「メシ喰わせろ」を歌っていた。このうたがこんなに響いたことがあっただろうか。ずっしりと。感動しました

 

2012年

8月

11日

高尾小フェス

中盤、校庭でのライブがはじまったと同時に、突然の豪雨。太陽の袂を見越して準備されたパフォーマンスが、型も意味もぜんぶ雨とともに一掃される潔さったらなかった。そしてそれをあたりまえのことのように受け入れる演者たちの振る舞いも潔く、これぞ恵みの雨、最強の演出

 

そっから全員で体育館に避難しての環状メロドラ間→僕と植野さん(カマとサックス)→大城くんという流れも、嵐のあと感がすごくて、イベント的にはこのへん神憑ってたんじゃないか

 

あと僕らは最後の最後にも、まったく違うモードでの客出しライブ。僕が火を放つ後ろから鳴る植野さんのエレキ、めっちゃくちゃカッコよかった。後半グダグダのずっこけ展開になってしまったけど、序盤この一瞬、狂気だったなあ。他にもいろいろと、なんやかんや含めて、とてもいいイベントでした。来年もあったら皆行ったほうがいいですよ

 

2012年

7月

29日

旧サイト

旧サイト、検索で探してみたら広告つきでちゃんと残ってて、そもそも2002年から公開してたものなので、もうこの先誰の目にも触れることがないであろう作品のリンクもそのままだった

 

とくに断片公開してる映像作品?なんかかなり古く、いちばん新しいクマのペンペンズのやつで、もう10年前か、もっとかな。他はぜんぶ学生のとき、十代ときのもあって、今の自分じゃ絶対やらないなー、って内容。せっかく見つけたんで、ヒマなときにでもみてやってください

 

http://siranami.s266.xrea.com/about.html#Anchor-35882

 

 


 

2012年

7月

28日

西光祭

予想外は大好物だけど、お店も主催者も出演者も、状況ことをきちんと想定出来てなかったんじゃないかなあ。お客さんが求めてるものと現場でおこってることのギャップとか、本来ならこれも大好物なんだけど、準備不足からのそれはいただけない

 

それでも、なんかよくわからない突き抜けた希望のあるイベントだった。期待とチャレンジ精神でもって大きなことに手を出して、お互いを信じながらながらなんとかそれをつくりあげようとしているのが、なんかキラキラしてた。終わったあともそのポジティブな感じは持続していて、それって西光さんが持ってる人間力から滲み出て皆に伝染してるパワーなのかな、なんておもったり

 

ただ、それをあの場で同じものを受け取った人がどれだけいただろうかは不明。総じて耳や目の導線をちゃんと引かれてなかったし、映像や音響のシステムには難があるし、自分のセットも会場の雰囲気と反発しあって空振り三振。でも来れてよかったし、個人的な感動もあったし、主催のお2人も前のめりで、ああいう現場に対しても、またいつかリベンジしたいとおもった

 

ちなみに中盤で僕がやったのは数年前アクリルのレコードで出した「Waves in a cave」の再現で、旧サイトのココにmp3リンクがありました。録音は2007年4月のサンフランシスコです

 

 

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西光祐輔写真集「mound」出版おめでとう!超かっこいい本です

 


2012年

7月

28日

盆栽へ。

こちらも僕の出番?は28日予定です

 

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そもそもが宅配という参加形態だったので、宅急便で送るってことと、鉢植え盆栽ってことと、ふたつのアングルの交差点でもって仕上げてみました。焼いて送って食べられる、盆栽

 

むっちからオーブンを借りて、レシピを読んで下ごしらえして、高熱で盆栽ごとこんがりと焼き上げて。結果なかなかいいできばえだったのではないでしょうか。少なくとも見た目は。味は、、、心配だったけど、田口さんから「おいしくいただきました」とのお知らせを受け取ってホッとしました

 

他の人はどんなだったんだろう。誰か動画とか撮ってたらいつか見せてくださいね

 

 

 

 

2012年

7月

26日

イランさん

テルアビブに少し早めに移動して、イランさんのお店で昼食。彼はオーケストラの指揮者で、数年前に現代曲の演奏でスコットランドを訪れた際、テニスコーツの2人と知り合った。それから何年かたって今年の2月、東京のオペラシティでのコンサートのために来日し、オフのときふらっと僕のライブに現れて、客席にいたテニスコーツと偶然の再会。何日か行動を共にし、一緒に六本木でやってた僕の展示をみに行ったりしたらしい。バッハなどを演奏する楽団と、もっと現代曲などを演奏する楽団と両方を率いていて、なおかつもっと僕なんかが身近な変な音楽の演奏家でもあり、テルアビブでライブハウスを経営しているというかなり特殊な人。イスラエルに日本の特殊な音楽家たちを招いてフェスティバルをやるという野望があるらしく、そのときはまた来てくれって。ぜひとも実現させてほしいな

 

イランさんと別れたあと少し時間があったので、荷物を預けてフライトまで1人のんびり過ごそうと歩いてビーチに行ったら、あまりに海がきれいなもんでおもわず泳いでしまった。手ぶらで水着がなかったので、またもやパンツで。前回と同じようにトランクスだから大丈夫とおもってたけど、水着の人たちと並ぶとおもいっきりパンツでした。しかもクッタクタの。でもいいや、今年はじめて入った海だったから

 

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そして関空についてびっくり、荷物が届いてません、だって。初のロストラゲジです。向こうで仕込んだ明後日のライブのセット入ってるのに、困るよー!

 

2012年

7月

22日

Double Vision Haifa

2012年

7月

21日

ハイファ 2

モスクワのときと同じく2つの美術館を会場にしてるけど、今回はそれがテーマでわかれてなくて、ごちゃまぜになってる。そのせいってわけでもないけど、モスクワのときより今回のほうが導線が明確でみやすかった。大きなほうの会場であるハイファ美術館は普段から現代を扱ってるのに対して、もうひとつの会場であるティコティン美術館は、なんと近代日本美術を専門で扱ってる。僕はハイファのほうで展示をしていて、内容はモスクワのときとはまたずいぶん違うけど、タイトルはおんなじ

 

今日のライブ会場はティコティンの中庭。客席は年配の人がほとんどで、このオープニングは一般公開ではないそうなので、おそらく美術館に寄付したりしてる人たちなのかな。自分の作品に対するおじいちゃんおばあちゃんの食いつきの良さは日本にいてもときどき自覚することがあるけれど、ここでも反応はとてもよかった。これに比べて美術館側の一部の反応の微妙さも確かにあった。始まりも終わりもはっきりしないパフォーマンスに終止戸惑い気味で、僕が頭を下げたあともすぐによくわからない日本の音楽をかけて場を成立させようとしたり(もちろん逆効果)、どうもやりたいことを理解されてない感が拭えなかった。日本美術に造詣が深いぶん、彼らにとってゆるがない美意識があるのかもしれない

 

そういえば去年京都でやった「はじめは動いていた」のときに、バリケードで塞がれた入り口をみて「なるほど」と頷いて帰ってしまった学芸員がいたらしい。耳を疑いたくなるような話だけど、あり得ない話じゃない。例えばテーブルにパンを置いて「これは観賞物です、食べ物ではありません」というと、それが批評的精神に基づいていようが、そうでなかろうが、美術館の中では成立してしまう(僕はそんなの信用しないけど)。でも通常テーブルの上にパンがあればそれは食べ物だし、openの札と同時に入り口が塞がれていたら、疑問に思って別の入り口を探すなり何なりの行動にでるのが自然なことだ。だからこそあの展覧会は成立したわけだし。どこに行っても、まず破壊すべき固定観念は美術の内側に存在しているとおもう

 

とまあなんやかんやありながらも、やりやすい場を提供してもらえて有り難かったです。5年前に僕をテルアビブによんでくれた二リスも会いに来てくれて、いい展覧会だとよろこんでた

 

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ちなみに前来たときのイスラエルでのライブはわりとしっかりした録音が残っていて、某レーベルのSさんからリリースしないかって持ちかけられてる。5年越しで。内容とは別に、それをCDにすることが試みとしておもしろいかなあ、とか考えると気がとがめてしまって、なかなか踏み切れない。Sさんいわく「これは売れるよ!」ってことなんだけど、Sさんがそう言うってことは、まちがいなく売れないだろうな

 

 

2012年

7月

17日

Haifa

展示の仕込みでイスラエルのハイファに来ました。3月からモスクワでやってたDouble Visionの巡回展。オープン前夜の21日にライブもやります

 

入国のとき飛行機を降りた直後、空港までの通路とのところで男2人組に呼び止められて、脇につれてかれてチェックを受けた。事前に何やら招待状みたいな紙を受け取ってたのでそれを見せたら通してくれたけど、そもそも何で僕だけ?、謎、、

 

前にイスラエルに来たときは帰りの荷物チェックで「これは何だ」「石だ」「じゃあこれは」「棒だ」「これは」「鉃だ」とかそんな禅問答的なやりとりを繰り返したあげく、機材を一個とりあげられてしまった。後日手紙つきで送られてきたけど

 

オフの日に何もわからないまま死海に行って、全員水着に着替えるなか、どさくさに紛れてゴムテロテロのパンツで泳いだなあ。タオルも持ってなかったから、濡れて透けてきたパンツをTシャツで隠すのが大変だった。そもそもあのときはイスラエルへ向かう飛行機の乗客のほとんどが親戚同士かなんだかわからないけど、一斉に立ち上がったり大声で歌ったり宴会みたいになって、入国しないでそのまま家に帰りたくなった

 

でも行ってみるとイベントも刺激的で、文化や宗教の違いを印象づけられるような体験をしたのだった

 

 

2012年

7月

16日

芳名帳

大阪へ戻ってもまたすぐ他所へ行ってしまうときは、限られた時間で次の場所への荷造りをして、出発までだらだらとスタジオで夜通しご近所さんと話して過ごすのが定番になってきた。持ちよりつまみながらなんだらかんだら喋るんだけど、最近は政治や世情についての話題に転ぶことが多く、内容も世知辛い。以前はもっと身の回りのくだらない話題が多かったのに。まあ、それだけ身の回りが変化したってことか

 

オーストラリアの展示がおわって送りかえされた材料に混じって、芳名帳のコピーが入ってた。国内の展示だと送ってくれるところも多くあるけど、海外のでは初めて。知り合いの名前があるとも考えにくいし何で?とおもったら、ほぼ全員の名前の横にひと言ふた言ずつ感想?というか質問とか落書きとかがかいてあって、その人それぞれのテンションが伝わってきた。最初の人が書いたからこうなったのか、ここの展示ではいつもそうなのかわからないけど、なんか嬉しいなあ。遠いとこに残してきた展示が、ちゃんとそこにあったんだなー、とおもえる

 

海外の作家の個展をみたあとは、何かひとこと書くことにしようっと

 

 

 

 

 

2012年

7月

14日

円盤の夏祭り2012

円ジャンの頃からずっと、自分にとってはチャレンジングな場であると同時に、毎回愉快痛快なライブ、時に度肝を抜かれるようなライブに出会える、とても刺激的な場でもある。2会場が同時進行で進むので半分は見逃してるわけだけど、今回もどっぷり浴びすぎて食傷気味です。いいものはたくさんあったけど、イチオシはダメ人間共同体かなー

 

ライブで生じうる感動が物質のように存在するとして、この物質を形成する要素を一個ずつ抽出して、自分の意志とは関係ないとこでごちゃごちゃに入れ替えたらどうなるか、という興味でもって、最後のライブをやりました。これまで自分に課してきたルールみたいなことを取っ払う犠牲を払いつつも、ちょっと違った終わり方を提示できたらいいなー、とおもって。成立させづらいのはわかっていたけど、今もう一回やれって言われたらよっぽどレベルアップできるくらいの発見(反省)は多くあった。急な誘いにのってくれた西光さん、碧衣ちゃん、もつさん、植野さん、ありがとうございました。みんなサイコーでした

 

終わりかた問題ってのは常にあって、イベント終わりの終わりとなるといろいろ考えるわけです。初日の入場ライブにしても、通過していくだけの人にとっては始まりも終わりも関係ないわけで、しかも次のju seiのライブに急遽参加することになったので、いったん終わらせるべきか否かって問題もあったりして。展示だと見る側に依存する比重が大きい分いろんな終わりかたが提示できるのだけど、ライブってのは基本的に同じ時間/空間を共有するので、いつも終わりがむずかしい。そもそも世に存在するライブの終わり方って基本的に3パターンしか見当たらないので、出来る限りその3つを回避するというのがまたひとつチャレンジなわけです

 

 

2012年

7月

11日

日田、熊本、山口

々の九州ライブ、エキソニモとのIDPW展示最終日を残して、大分の日田へ。なぜか生意気デイビッドとyoyoも一緒に車移動。セッティング中にデイビッドがAndroidでIDPW中継動画をみせてくれて、そこには挙動不審なお客さんたちに混ざってバケツをかぶり踊る千房さん、服装を変えながら何度も登場する大網くん、他にも昨日までお世話になった面々がどんどん登場してきて、見ていたら涙が、、

 

デイビッドによるこの作品の解説・解釈はとてもおもしろい。中継動画にも、どこかの国の人がずーっと見ながら書いたであろうコメントが残されていて、作品と観客のいい出会いに感謝

 

ライブはまるやまももこさんがやって、僕がやって、テニスコーツ。テニスコに飛び入り参加したデイビッドがまた素晴らしく、これは、このよく知ってる感じは、、、大国町の勝新ことWon Jiksooのソウルを間違いなく受け継いでいる!デイビッドがWonちゃんと仲良しなのは知ってたけど、こういうかたちでそれを確認できたことがなんだかめちゃくちゃ嬉しくて、また涙が、、久々にWonちゃんの熱いライブが見たいなあ

 

イベントはとってもよかったです。主催の中山さんはじめ、みなさんたいへん愉快でした。ティラミス、美味すぎ

 

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ツアー2日め、熊本。会場の早川倉庫がまず素晴らしい。というか、昨日今日となんかすごい建物ツアーみたいになってる。縁日みたいなイベントと合同で、出店がいっぱいならんで、小さい子供もいっぱい。浅井くんがみにきてくれておどろいたけど、震災後に家族と引っ越してきたらしい。あとで話をきくと、お店を出してる人やお客さんのなかにも、子連れで避難してきた人が少なからずいたみたい。ライブはまたひとりで、というか今回は全部ソロでのライブ。あ、でも今日はyoyoがゲスト参加してくれました。箱魔人として。あとちびっ子が2人くらい飛び入りで。対バンは会場息子の早川さんと、超カッコいいバンドドイサイエンス。ドイさんってDoit Scienceって書くから、字面だけみたら僕のライブのほうがdo it science。ライブが終わったあと植野さんとだらだら話し込んでたら、久々に意見がまっ二つに割れる議論。朝までつづいたけど、後で考えるとこれって自分の姿勢や立ち位置の確認みたいな作業だった

 

朝になったのでそのまま実家に戻って、髪を切ってもらう。お見舞いに行くので、身だしなみをちゃんとしないと。この日は夕方から北九州へ移動して、植野さんの実家で就寝。夕食はすき焼きでした

 

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3日め。山口。最後にして最もシンプルな内容で、僕はもとよりテニスコーツにも、場所がここまで内容に影響してるのがおもしろいとおもった。りちくん結婚おめでとうございます。しばらく来ない間に、いろいろと変化している人間模様。とくに久しぶりな山中くん。元気そうでよかった。今回のツアーいちばんの功労者、ノコニコのお2人がバッヂをつくってくれてる。でもさすがに自分の名前入りは付けられません。自家製甘夏のかき氷は夏の味で今年のイチバン

2012年

7月

06日

梅エキ田ソ哲ニモ也

そもそもは僕がライブで福岡に行くという噂?が僕の知らないところで立ちあがり、それを聞きつけたエキソニモから連絡をもらったのがことの始まり。エキソニモの2人は去年福岡に引っ越して、IDPWなるスペースを立ち上げた。なんで来福ついでにそこで一緒に何かやろう!という誘いだったけど、ついでも何も、ライブの噂が噂のまま具体的な話にならなかったため、結果的にはエキソニモとの初のコラボレーションが今回の九州でのいちばん大きなプロジェクトとなった

 

ネットを経由して打ち合わせを重ねる段階で大雑把なアイデアが生まれ、ふくらみ、具体的な方向性は現場でセッション的に、って段階での現場入り。そもそもが移動先からの移動で、物理的な準備なんてひとつもできなかった。ずいぶん緩くはじまり、最後はだーっと駆け抜けた3日間。ついこないだのことなのに、既にあの現場が恋しい。それくらいに楽しかった。ある種強引で乱暴な作品ではあるけれど、2人とも全体に貫くハートとアティテュードがあるのて、作品にもそれがバッチリ反映されていたとおもう。最後はなんだか感動したなー

 

2日め中継動画はこちら

 

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盛り込んだものが多くいろんな角度からみれる作品だとおもうけど、そのための導線が未完成でもあるので、いつかまた再演されるときにそのへんは詰めてみたい。坂田さん、小山さん、大網くんと土下くん、永江くんも、ご協力ありがとうございましたー。こういう人の興味が結集するかたちで作品が生まれるのって、なんか健全で清々しいな

 

 

 

 

2012年

6月

25日

Brussels

なんでバルセロナの後でブリュッセルにいるんだ、と言われそうだし、実際言われたんだけど、それは途中でマクラウドに会ったから。おいでよ、うん、いくよ、って、ただそれだけ。着いた日は森林浴なんかやってゆっくり過ごせたし、ライブもじっくり落ち着いてやれたし、ツアーの最後にふさわしい内容だったとおもう。ケイゴと石原が現れてびっくり。彼らは仕事をやめて、風来坊のように演奏してまわってるらしい。客席も日本語率が高く、珍しい現場だった

 

ライブの後、地元で活動する画家のゆうちゃんとその旦那さんの住居兼アトリエにおじゃましたら、まさに絵に描いたような、アコガレのアーティストスタジオだった。スコセッシのアフターアワーズとか、NYの短編を集めたポロック風の映画で出てきてたようなところ

 

福田さんのレーベルから出る予定のマクラウドの新譜、曲のカバーをオーダーされてるなかでまだ提出出来てないのが僕とテニスだけなんだって!これはたいへん申し訳ない、、ちょっと言い訳すると、僕のは録ったんです、以前横浜のWSで、大人数で。でも、そのデータを入れたHDDを無くしてしまって、、、ちなみにこれ、他にもいろんな音の作品、録ったものやつくりかけのもの、数百ギガ分まとめて無くしてしまったという痛恨の失態です。軽くかいてるけど、本当に痛い。みなさん、持ち運び可能なHDDは気をつけましょうね

 

また録りなおします、と本人に直接あやまりつつ、他の人のを一部聞かせてもらった。川手さんとか工藤さんとか、とてもよかったなあ

 

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翌日、マルモへ移動してカールと再会。彼の手料理で最後のお別れをして、ツアーはおしまい、めでたしめでたし、、、かなあ?

 

まあいろいろあったけど、これまでになかったほどいろいろ深く考えたし、勉強になった。それは間違いない。というわけで、貴重な体験でした

 

 

 

 

2012年

6月

22日

Collaboration with MUNT project.

この日はまあ、いろいろあったもんで、なかなか冷静に振り返ることができず、更新する気にもなれなかった。ライブは活版の印刷工場にて、サムのオーガナイズで、僕のソロで、っていう3年前のバルセロナ→去年のベルリン、そして今回、とつづくシリーズみたいなもの。工場を運営するのは地元のアーティストやデザイナーのチームで、彼らは廃棄になりそうだったここの活版をぜんぶもらい受けて、自分たちで使い方を勉強して、作品に取り入れる活動をしている。みんなとてもいい人たちで、ライブも楽しんでくれた。最後はテニスコ2人もハプニング的に飛び入りして、とてもいい内容だった。反応は賛否両論あったが、これもまたいいことだ

 

http://lullcec.org/en/2012/concerts/tetsuya-umeda-2/

 

 

会場の活版印刷工場。基本、お客さんは、このアングルで上から見下ろすかんじ

超カッコいい

 

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で、問題はこのあと。さくっと会場を移動して、テニスコーツのライブ、、のはずだった。そして結果からいうと、イベント自体はキャンセルとなった。演奏はやってたし、僕も最後に少し参加したけれど、とても説明しづらい小さな摩擦が積み重なって、歪みが生じてしまった。誰も悪くない。誰のせいでもない。でもみんな落ち込んだ

 

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翌日、テニスコ2人は草作くんという地元に住むアーティストの展示に飛び入りでライブ。その後、草作くんのアパートでごはんをごちそうになって、一緒に街のお祭りに繰り出した。いろんな意味で終わってほしくない夜だった。バルセロナはこれでおしまい!

 

 

 

2012年

6月

20日

Lleida

レイダはサムが生まれ育った街で、主催のジェペットはサムの若い頃からの友達。この日のライブは前日のウエスカのおまけのように組まれたもので、ここだけ集客もお金も保証されてなかった。ライブは予想通り?今回のツアーでいちばんお客さんが少なかったけど、内容は今回のツアーで最高。これまで僕がテニスコーツに参加するかたちでやったライブのなかだと、今回だけに限らずとも最高のライブだったんじゃないかな。求められてるところに届いた、て実感がすごかった。こういうことがあるから、どこへでも行く価値があるとおもえる

 

ジェペットは会った瞬間から親しみやすく、彼の友達もみんな音楽に愛情の深い、気のいい連中だった。夜はジェペットと一緒に、彼の友達で共同主催のラモンの家へ。ジェペットとラモンはずーっと夜通しバルコニーで飲んでて、今日が本当に楽しかったのが伝わってきた

 

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バルセロナではサムが、ここではジェペットが、自分の身の回りにおける深刻な不況の話をする。失業率が25%を超え、若い人は音楽が好きでもライブに行くお金がない。客席にはミュージシャンが多かったけど、素直に自分の好きな音楽を追究した結果うまれた音楽がヘンテコリンなものだったら、もうこれを奏でる場所や、届ける相手を見つけるのも難しい

 

でも、たとえばジミーの周りの人はみんなダウンロードで音楽を聴いていて、彼自身CDは何年も買っていないと言ってた。シェアといっても音楽家に還元される仕組みというのは存在する。日本じゃやれないし僕もよくは知らないけど、spotifyみたいなサイトもある。CDだって、売れないとかいいながらも、この後で訪れたブリュッセルではライブでは売り切れて無くなってしまったんだから、他所の街には音楽にお金を払える人たちがいるってことだ。根本的な解決とは違うかもしれないけど、インターネットを介すことで少なくともまだ自分の音楽を届ける相手は見つけられる

 

 

 

2012年

6月

19日

Junio Día de la Música / Huesca

ぐーんと一気に南下してバルセロナへ。この季節のバルセロナは気候がサイコーってことでビーチに行くのを楽しみにしてたんだけど、結局そんな余裕はなく、ひたすら移動とライブとライブの準備を繰り返していた。まず空港に着いてすぐサムと落ち会う

 

サムに会うのはおよそ1年ぶり?前回はベルリンだったけど、今回は久々のバルセロナ。ここからはじまるスペインのライブはどれも彼を介して決まったもの。まずはバス移動で4時間、ウエスカへ。小さな街のわりに立派な劇場が会場だった。毎年フランスで設定された音楽の日の周辺におこなわれる音楽イベントの一環としてのライブ。このあたり、英語はとんと通じない。フランス語はけっこう通じるらしいけど、僕らがまったくわからない。けっこうお年を召されたお客さんが多く、スペインに縁の深いモリコーネの曲をカバーしたら嬉しそうに聴いていたらしい。僕はそういうことにはほとんど気づかない。関心がうすいのかも

 

 

 

2012年

6月

17日

live in the forest

ヨーテボリに移動して、森の中ライブ。ステージや客席どころか、電気も水道もない、本当にただの、森。この日もジミーのオーガナイズなんで僕とマクラウドはテニスコに参加するのかとおもってたら、急遽ふたりともソロをやることになった。なんで僕は拾った石とお客さんに借りた傘とロープでもってデイルクーパー的なライブをやりました。最後にマクラウドに雨のうたをうたってもらったら、本当に雨がザーザー降ってきた。反応は?全快だったけど、ジミーは喜んでくれた

 

泊めてもらった宿は大きなアパートなんだけど、70人のシェアハウスとかいわれてるところ。1階には物物交換のカフェがあり、住んでる人同士が全員知り合いで、部屋も行き来自由らしい。コミュニティの作り方はヒッピー的で、でもネットやテクノロジーを巧く使っていて、音楽も服装などの趣味もニュートラルで思想を感じない生活

 

 

 

 

 

2012年

6月

16日

Färgfest2012

ファルジェランダのフェスへ向かう途中、ヨーテボリの駅でマクラウドに再会。Ueno meets Friend。もともとバンドでフェスに参加するはずだったのが、メンバーが急病でキャンセルになって、でもやっぱり来たい!ってことで、テニスコに参加することになったのです

 

ファルジェランダは小さな村で、オーガナイズのジミーの故郷。ジミーが誘ってる出演者は変な人(褒め言葉)ばっかで、マクラウドが超普通の人にみえたくらい。例えば、一見気品のある紳士風なリチャードさん。彼のパフォーマンスは、動かなくなったデスクトップPCのHDDを取り外して、同じく動かなくなったノートPCのHDDと入れ替えて、そもそも動かないんだから電源を入れることもなく、また取り外してもとのPCに戻す、という、、、または、動かなくなった携帯電話のねじを外して、はめ直す、という、、、、、

 

はあ?

 

しかもこれがスカしてるわけじゃぜんぜんなくて、ねじを外すごとに「ほら、面白いでしょ?」といわんばかりにニコニコしながらこっちを見てきます。いや、まあ確かに面白いけど、、、この人はどうしてこれをやろうとおもったのだろう

 

+

前日に会場となった小学校に下見に行ったら、中東系のちびっこ兄弟がいて、一緒にサッカーをして仲良くなった。翌日のライブは両親と来ていて、両親も含めて英語もスウェーデン語も話せないもんだから、たぶんイランあたりから越してきたばっかなのかな、とか、昨日のお礼を言ってるのかな、とか、ほとんどを想像力で補う会話。でもお互い言いたいことは伝わってた、とおもう。最後にお家においでと誘ってくれたんだけど、イベントの片付けがあって行けなかった。行けなかったから仕方ないんだけど、何をさしおいても行っとけばよかった、と後でおもった。まだ知り合いもいなさそうだったし、もしかすると、あのこどもたちにとって僕たちが引っ越してきて初めての友達だったんじゃないかなあ

 

対バンで出てた中学生くらいの女の子は、自分の出番までずっと、友達の男の子2人と客席のいちばん前でギターを抱えて座っていて、本番ではお母さんらしき人に譜面をめくってもらっていた。最後に出てた地元のロックバンドは、イベントが押してほとんどみんな帰ってしまった客席に向かって一生懸命歌ってて、マジシャンの人は自分のステージが終わってからも客席でずーっとマジックをやりつづけてた。他にも乗馬があったりカポエラがあったりリチャードがいたり意味不明なんだけど、なんだかいい体験だった

 

 

2012年

6月

15日

Ueno meets Happening

植野さんといると奇妙な引きがあるので、youtubeのアカウントをとりました。これから移動が多くてネットワーク状況不安定ですが、チャンスをみるごとにアップしてゆきますー

 

http://www.youtube.com/user/steponthecorner

 

なかなか時間がとれなくて、やっと数本追加しましたー(24日)

明日はブリュッセルでライブです

 

 

 

2012年

6月

10日

Final!Festival!Finissage!

急遽決まったライブ、廃ビルがそのままギャラリーになったような場所で、いくつかのライブとフリーマーケットとバーベキューとがごっちゃになった小フェス型のイベント。さらりと出てってさらりとやって、昨日とくらべるとなんてやりやすい、一転してやり応えがない?なんてな錯覚に陥るほど昨日の状況はすごかった、あらためて

 

会場につくと入り口のところに出演者のひとりであるフレデリックがいて、去年のベルリンでのライブの感想を伝えられる。そのあとも実は大垣や大阪でもみたことあるとか言ってて、けっこういろんなとこですれ違ってたんだなあ。彼とはそう遠くないうちにまた会えそうだな

 

FREDRIK OLOFSSON [sve] / SUPER JAM [sve] ELFIN SADDLE [can] / VUK [fin] / Tenniscoats+Umeda

http://www.skaneskonst.se/

 

 

 

 

2012年

6月

09日

Malmö

コペンハーゲンの空港に着くとさやさんと植野さんがいて、合流してカールと落ち合ってマルモへ。マルモにはsignalというスペースを運営する小さな組織があって、カールはそのチームの一員。以前日本にリサーチに来たとき、たまたまテニスコと僕の編成のライブをみて、これにいたく感銘をうけてくれたそうで、僕たちのセットをよんでくれた。2年前のフタリ/ダウトフェスティバルでのライブだったらしい

 

3日前に到着して、ライブは今日が初日。13日に同じ会場でもう一回あるのと、きのう急遽決まった飛び入りのイベントがひとつ。日数にくらべてライブの回数が少ないのには理由がある。signalのギャラリースペースは巨大なレストラン/バーと同じフロアに最近引っ越してきたばかりで、ここで新しい試みを開始した。ざっくり説明すると、バーという空間に対してパフォーマンスをどのように働きかけるか、てことなんだけど、パブリックに向かって発信するとか環境に馴染むとかそういう話じゃなくて、違った文脈が併設する環境において、そのどちらにも属さない新しいコミュニケーションの模索のようなことだと僕は理解した

 

今はサッカーの欧州選手権のまっ只中で、ただでさえ街全体が盛り上がって打ち上って大変なことになる土曜の夜に、僕らの最初のライブは設定されていた。これから2日かけて、ライブに向けて入念な準備をして臨もうとカールは言う。出来る限りのことはやろう、けど、、、これまでにさんざんいろんな経験してるから気乗りしない思いもある。レストランやバーに来るお客さんには、当然音楽やパフォーマンスやなんやに関心がなかったり、その場に求めてない人がたくさんいるし、そんなところで自分のやってることを主張したい気持ちなんて微塵もない。カールの熱意と難しいことをやろうとしている自覚がなかったら、こんな話には乗らなかった。間違いなく

 

で、そこからはあーだこーだ言いあって材料の調達だの機材や状況の設定だのやって、当日は朝から現場で仕込んで、ってここらへんはとくに今回書きたいことじゃないので要約するけど、予想される限り最もやりづらいの状況をふまえ、客席の配置から最終的な音の出力系統まで、空間に対する興味を最大限引き出せるよう入念に準備して、本番を迎えるわけです

 

つづく

 

_____

ちょっと休憩

つづき_

 

結果からいうと、当然やっぱり、思うようにはいかなかった。基本的にどんな状況であれ受け入れたいという気持ちはあるけれど、今日のやりづらさはチョモランマ級だった。テーブルの一区画の集団が発狂したように騒いでいて、はじまる前にアナウンスで呼びかけてもまったくお構いなし、大声で歌ったり叫んだりの大盛り上がり。そんななかで気持ちよくやれるわけがない、、、通常ならば。でも今回の印象は、いつもとはちょっと違ってた

 

まず事前のセッティングの段階でかなり特殊な、ここ以外では成立しないようなセッティングをおこない、音量や光量などでもって場を制圧することを選択しなかった。本番がはじまって、例のクレージーな集団がいるのをわかっても、物量で制圧することはやらなかった。制圧もしないが、迎合もしない。お互いのやってることに神経を集中させ、お互いの音をよくきいて、大味な場における繊細なやりとりをつづけた。終止、現場判断の面白い状況をつくろうと心がけたし、どんどん生まれるテニスコ2人とのアイデアのキャッチボールをつづけた。でも一歩引いてみると、状況は相当カオスだったとおもわれる

 

あれは何だったのか、なぜあんなことする必要があったのか、他に方法があったとすればそれはどういうことだったのか、終わった直後から今でもずっと、まだ3人の議論はつづいています。結果に対して肯定的じゃない意見もポンポン飛び交ってる。でもね、出音自体はときどき騒音に飲まれてしまったかもしれないけど、出来上がったものはすごくかっこいい演奏だったし、全体を貫く姿勢というか、ねっこの部分はお客さんにもちゃんと伝えられた、とおもうな。ここを信じて今までやってきたんだ、てくらい

 

なんか、ライブを始めた頃って、こういうことばっかりだったなあ、とかそんなことまで思い出して。ようは僕にとっては重要な経験たりえるライブだった、てことです

 

http://signalsignal.org.hemsida.eu/?lang=en

 

 

 

 

2012年

6月

03日

Lismore

リズモアは小さな町で、そこからさらに車で40分くらいのとこにあるバイロンベイのこれでもかってくらい長いビーチに滞在しながらの小さなライブ旅行。会場はリズモアの町中にあるギャラリー、この町はかつてヒッピーたちの聖域みたいな地区だったらしい。ちょうどやってた展覧会の内容もヒッピーカルチャーの影響を色濃く受けてるようなものが多かった

 

僕のライブの前にtralala blipという地元のバンド?が演奏してたんだけど、これが本当に素晴らしかった。僕は彼らの演奏を受けての返歌のようなことをやってみたけど、本人たちにはたぶん通じたんじゃないかなあ。リーダーのランドルフさんは細馬さんとなんか似てるなとおもった。おもにアティテュードというか佇まいで、見た目もちょっとだけ

 

ローレンスがどうやら顔パスらしい郊外のOZ動物園にも連れてってもらった。あんなこんな動物たちがその辺にうろうろしてるサファリパーク的ところ。OZの動物たちはぜんぶやたらと愛らしく、生態がおもしろい。カモノハシは形も動きも奇跡だったなー。ウォンバットなんて、寝てるだけでもすーっとみてられる

 

鳥の声の出し方が本当に興味深い。小さい声帯があれほど大きく鳴るには構造が重要だし、それを鳴らす技術、奏法の巧みさも半端じゃないな

 

 

http://www.lismoregallery.org/cmst/lrg003/

 

 

 

2012年

5月

31日

MONO 11 / Brisbane

ホテルに案内してもらったときローレンスからカードを渡されて

 

「これに入り口で入力する数字が書いてあるから無くしちゃだめだよ」

「大丈夫、覚えた。1-9-8-7、アペタイトフォーディストラクション」

「え、ガンズン?」

「うん、ファースト。植野さんも好きだよ。僕らの共通項はガンズンくらいしかないよ」

「ええー!!!」

 

といいつつ、ローレンスも好きだそうです。スパゲッティインシデントのTシャツ持ってるって。いらねー!(おもにデザイン面で)

 

着いてからこれまで盛り上がった話題、音楽がガンズンとスレイヤーと2Pac、映画がスペースボールとブレージングサドルとロッキー3。なるほどー、ここにROOM40につながる布石が、、、見あたらない!

 

そういえば飛行機でしか見ない映画のジャンルってあるよね、って話にもなって、それって普段まったく見ないような、自分にとってどうでもいい映画で、なぜかその大半にキャメロン・ディアスが出てるという結論に。なんでかなー。メリーとか好きなんだけど

 

+

ライブはとても充実してました。くりんと返った

 

大陸の発見とか建築がどうとか冒険野郎マクガイバーとかメルツバウとか、いろんなことをいう人たちがいたな

 

 

2012年

5月

28日

ケアンズ3

頭上でみつけたこれ、よくよくみると、、

ぎゃー!!!コウモリ電線で感電死!

 

といいつつ、この辺ではそれほど珍しくないらしい

 

+

急遽きまったライブ会場は地元でニューメディアのフェスを主催しているニック・ミルズの別宅だった。ニックは13歳の息子と一緒にここを好き勝手にアレンジして、作品をつくったりイベントやったり、自分の楽しみのために使ってる。ニックだけじゃなく、カイルも他の人も家とかスタジオとか、自分の身近な生活空間を快適にアレンジすることに情熱をもってていいなあ

 

初日にこっそりギャラリーを覗いてたら、会場内を行ったり来たりしてる子供がいて、いなくなったと思ったら次から次に別の大人を引っぱってきて自分の解釈を説明してたんだけど、その子供がニックの息子だった。息子は僕の展示を長時間観察することで、構造もぜんぶ理解したらしい。今日のライブのセッティングも手伝ってくれたし、末恐ろしい子供だ。いろんな意味で、、、

 

庭でたき火を囲んでバーベキューしながらわいわいやって、ほどよくお腹も満たされたところで家の中に移動してライブ。自分のなかで新しい何かをやったわけじゃないけど、みなすごく喜んでくれた。どうも僕のために開いてくれたパーティだったようだし(行ってみて気づいた、、)これでよかったとおもう

 

 

2012年

5月

27日

ケアンズ2

森いけた!もうひとりのキュレーターのカイルが連れてってくれた。日帰りで行けるどころか、ちょいとよってく?くらいの距離だった

 

滝すごかったなー

 

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でもってそのカイルと地元人の思いつきで、明日またライブをやることになりました。会場はニックというアーティストの持ってるスペースらしい

2012年

5月

25日

Tetsuya Umeda<>Ross Manning

 

 

 

 

2012年

5月

24日

ケアンズ

今年は海外でのプロジェクト多め、たまたま重なったのもあるけど、去年大きなけがをしたりなんやもちょっと影響してる。一昨日からオーストラリアのケアンズにて、明日の展覧会オープンに向けての制作中。極度のメール無精(とくに英語)ゆえに、毎回行くごと現地の関係者に、ごめんなさい!と謝ることからはじめる。素材は送らず持ち込まず、作業できる時間が限られてるなか、次への布石も若干おりまぜつつ。タイトルはINTERLUDE#6

 

同時にライブの準備もしないとで、いまは調達したゴミたちを加工してるところ。ライブは明日のオープニングと、そのあと移動してローレンスと落ち合って2都市、あわせて3公演。今回のライブ、わずかな電池駆動があるほかはぜんぶ生モノ電源いらずなんで、とりわけ海外だと楽ちん

 

出発前に森山くんから「ケアンズって何ちゃらいう有名な珊瑚礁のビーチあるとこやんな」と言われて「たぶん違う」と否定したが、違わなかった。他にも島やら森やら世界遺産系の大自然にふれる観光都市らしく、なんと世界最古の熱帯雨林まで日帰りで行けるというではないか。行きたいー、、、けど行けない。幸か不幸か着いてからずっと天気がぐずついてるので、まあ、あきらめもつくというもんか。作業おわったらいけるかなー

 

+

とかなんとかいうてる間にロス・マンニング到着。彼はブリスベン在住のアーティストで、今回の展示はローレンスのキュレーションによる2人展なのです。といってもお互い会ったことないし作品みたことないし僕が先に空間つくってしまってるしで、先行きの不安を抱えていたりもしたのだけど、入ってくるなり僕の作品のディティールに喰いついてて、興奮がビシビシ伝わってきた。「脳みそがくだけてしまった!」なんてこといってる。もう今回の展示成功!ロスの作品みてないけど、まちがいないな

 

 

 

 

2012年

5月

12日

Scott Morrison Japan Tour in Osaka

おなかが空いていたのもあって、ドッドドと一緒にチヂミやら薫製やらを仕込んで販売するという自炊起業のライブでした

 

演奏はべた座りのジエッジオブ電子音楽て感じで、たまにはこういうのもいいなー。ただこの場合、もっと長くやりたくなる。そうしないと次が見えにくい

 

対バンの方々にも久々に会えてうれしかったです。フロートまた子猫がふえてた

 

 

 

 

 

 

2012年

5月

06日

WATER FAI レコ発

テニスコーツに参加しました。ここまでがっつり参加は久々な気がする。かなり謎な構成だったけど、あれを自然にやれてしまうテニスコーツというバンドの懐の深さよ

 

ライブはどれもよくて楽しいイベントでした。赤松ちゃんのドラムかっこいい。water faiも1年前よりさらによかった。リリースおめでとう!

 

 

2012年

5月

04日

大きなことを小さくみせるを大きくみせる

 

僕が子供のころ、地元の映画館はいつも2本や3本立で、入れ替えもないから何回みてもよかった。もちろん今でもそういうところはあるけど、単館も大作を封切るところもみんなそうだった。で、その幕間に地元のミュージシャンが出てきて生演奏をしてた映画館もたくさんあったらしい、ってこれは誰から聞いたんだっけ、、最近モノ覚えが、、

 

あと、かつてはホラー映画などの3D上映といって上映中にストロボやスモークマシンをたいてキャラクターのコスプレした役者?が会場に突然乱入したり、奇声をあげたりということがあったらしい。これも大まじめに観客を驚かすための演出としてやってたんだって

 

このイベントはライブではなく上映を、僕ではなく撮影の渡邉くんと録音の東くんをフィーチャーするイベントであったはずで、そこだけにフォーカスしてればもっとスッキリした内容になっただろうに。メディアに記録された作品とか会場の権威とか、瞬時に変わるはずのないものまでを現場で脱臼させていく過程をやりたかったのかなあ。でも完全に不完全

 

客席でもんもんとし続けた西光さんと、夜の部、客席から聴こえてきた歌に耳を傾ける時間はとてもよかった 。途中であった寛太くんとの実験コーナーも

 

ゲストでご出演いただいた樋口さんと細馬さんのお話もおもしろかったです。細馬さんには相撲まで、、、

 

樋口さん「これは3Dで撮ると面白い」

 

それにしても発売記念とかいうふれこみでやるの、苦手だなあ。個展のオープニングとかの感覚に近い。でも最近は、そういうことに取って代わる別のやり方を模索しはじめてる。まだ手がかり掴めず

 

ちなみに他人のレコ発は楽しいので好きです

 

 

 

 

 

 

2012年

5月

02日

SECRET SOCIETY

なんだかんだいいながらドバンドの参加も5回め?徹夜明けのオールナイトなんで体力的にどうかと一瞬心配したけど、始まってみるといろんなバンドのジャンク大盛り上がりな感じでやたら楽しかった

 

大阪からはドバンドと手ノ内嫁蔵が出ていて、どっちもイベントに対する異物感があってよかった。ヨメゾーなんてthis is ジャンクみたいなとこあるからバッチリはまるのかと思ったら、ステージに現れたときの違和感ハンパなかった。でもメンバー同い年であのセンスは直球だし、1人増え、2人増え、3人増えても変わらず好きなことでやりきっててかっこいい。西遊記みたいなバンドだ

 

ギターウルフも、いつまでも変わらない感動があったなあ。凄かった

2012年

4月

30日

天才の祭典

突然の誘いに、コマジャンて何ぞ?とおもいながらふわふわと参上しましたが、楽しみました。最後のサドンデスは地味にローカルな論議を呼んでおりますが、僕は清々しかったです。というか最後にやっと掴めた気がする。モタコはやっぱりおもろいなー。みっこもうらっちも当然のようによかった。秋に全国大会に連れてってもらえるそうです。しかしまさかつづくとは、、

 

□さんのイベントも最後までおられず残念だったけど、楽しいイベントでした。お父さんが審査員とか、すばらしいですね

 

 

 

 

2012年

4月

21日

「音のわからすまいまい」&「ミスターX vs 驚異の男」

音遊びの会に関わるのは、2年ちょっと前の東京公演以来2度め。あのとき僕は寛太くんやみんなと無重力状態にした大きな風船で"野球"をつくって、いろいろ言われながらも、やりきることでひとつの到達点がみえたような気がしている。というか、まちがいなく自分のなかではおおきな成果だった。当時の自分の日記を読み返すと、最初にWSの場において「公演で野球をやります」と言ったときの親御さんやメンバーさんの水を打ったような反応のことが書かれていて、、、きっと心が折れかけていたのだなあ、、

 

でもって、今回の京都公演。主催の沼田さんはあの野球に少なからず希望をみていて、あの球の飛んでった先で出来る何かに期待していた。僕は僕で、東京でやり残したことがあった。それは内容よりも先に子供たち全員のかっこよさ、面白さをそのまま表に現すこと。あの子とあの子とあの子のことだ

 

自分と同じ立場でかつ一緒に遊べる人がいると心強いので、まずテニスコーツを巻き込む。初めてのWSでテニスコが自己紹介がてら一曲演奏して、場の空気が一変したとき「これまでと違う何かができそうだ」と思った人は多いんじゃないかなー。WSが終わったあとも居残り組と延々、今回の演目について話す。僕にやれることは野球のつづきでしかない。入場、リングの中心に降りてくるマイク、飛び交う座布団、足踏みと言葉あそび、MCバトル。モチーフはほぼ出揃っていた

 

さやさんが別室で子供たちの個人面談をしたいというので、ついでに格闘技の入場シーンをやってみることに。一人ずつ部屋に入ってきて、得意なことや好きなことをやってもらいながら、話をする。演目の予定ではこのまま演奏やパフォーマンスにつながっていくはずだったけれど、必要ないとおもった。一人ずつ入ってくるだけで、十分に面白い。さやさんは、子供の何気ないうたが面白いという。ちなみに僕らが面白いというのは、なんらかのハンディを加味してのことじゃなく、世界トップ級に面白いと本気で思ってるので、公演ではなんとかそれを伝えなければいけない。どうせ子供のやること、となめてるやつをぎゃふんといわせてやりたい。でもそもそもそんなこと思う人はそもそも見に来ないのかもしれない

 

と、ここまでがざっくり(ほんとうにありえないほどざっくり)振り返った3ヶ月間のWSのできごとで、これ以外にも、これから先にもいろんなことがあった。本番ではみんな本当に最高だったな。現場での仕込みから本番にかけては、久々にたかしんぶんへのリンクでことを済ませることにして

 

ひとつだけかくとしたら、2日め終盤、客席にいた子供が何人かかってに土俵に(文字通り土俵に)あがり込んで、すべてをかっさらった。それって僕のやりたい音楽そのものだ、なんておもうのです

 

チラシのイメージとはむすびつかない、もっと破天荒にぶっ飛んでてしっちゃかめっちゃかで、でも実はめちゃくちゃクールでカッコいいものになるだろうと大いに期待してます。つまりはドープでイルってことですよ

 

2日間別内容です

 

 

 

 

2012年

4月

08日

おとうた大感謝祭~紙のおとうた通信三周年記念~

祝!紙のおとうた通信3周年。植野さんに替え玉派遣をお願いしての遠隔ライブ。イヤホンでの指示も回線不具合で会場の状況がうんともすんとも全くもってわからんちんでしたが、あとで話にきくと狙いは機能していたようで、予想外の状況も含めて楽しんでいただけた?ようでよかった

 

ご出演いただけた10名(とくに面識のない方々)にはどのようにお礼を申し上げたらよいのかわからないのですが

 

ひとまずここで、、どうもありがとうございました!

 

ちなみに中継もとになったのは神戸大学の音遊びの会WS会場でした。こちら側でご参加いただいたメンバーは、細馬さん、山路さん、さやさん、光永くん、貝つぶくん、江崎さん、しおりちゃん親子、鈴木さんご夫妻、でしたー

 

+

たまたま昨晩友達とブリッヂの話になった。2007年にブリッヂが終了すると同時に、関わっていた数々のイベントや出演者や楽器や機材は方々へ散り、各地で新しく根を生やしていった。紙のおとうた通信にも、それは根付いてるのかなあ、たぶん

 

勝手な思い込みかもだけど、吉田さんはフェスゲが解体されることをもっとも気にかけ、その時間の流れを受け止めつづけている人だから

2012年

4月

05日

Festival Bo:m

1日めと2日めで内容変わるよーといいながら、本当にかわるのだ。数日間の公演というのは僕にとってある種の鬼門みたいなもんで、1日めの内容が不満だと変わるし、満足でなおさら変わる。まあ、そもそも満足なんてことはないのだが。主催者側から好評をいただいた1日めの公演を終えて、2日め。まさかあんなことになろうとは誰も予想しない、僕も予想しない。初日を参考にしてがっつり組まれた記録班も、内容の肩すかしに唖然としてしまった。でもね、2日間通してみていた小沢さんとねじくんは、2日めのほうがよかった、って言ったんだよ。持ってったDVDも2日めに全部売れたし、困惑と興味が入り交じった反応というか、これって希望だよなあ、とおもう。少なくとも僕は今回で韓国が大好きになりました。食べ物とかもともと好きだけど、それ以上に、体験として大きなものを得た

 

フェスティバルボム、お客さんにもスタッフにも熱心な若い人が多くてやりやすく、いいイベントだったなあ。韓国近いし、バンドのツアーとかでも皆もっと気軽に行けるようになるといいな。といいつつ、近々そうなる予感もすでにあるけれど

2012年

4月

03日

ボム

スタジオの大改装と準備を合わせ技でもって、2日間ほとんど寝ないまま韓国入りして、まずは龍仁市のNJPセンターに直行して展示の修正。これはつまり、2月に僕が展示をつくったときはまだ誰も搬入しておらず誰の作品もみれてないので、皆さんの作品をうけて作品を少し軌道修正するという、当初から決まっていたプランなのです。まず展覧会をみていろいろおもうところあり、作品を根本的に違うものに変えてしまいたくもなったけど、今更そんなこといってもできないわけで、ひとまずある作品を出来るかぎりいいかたちに持っていきました。つくづく自分は受け身の作家なんだ、ことグループ展においては。Haroon MIRZAという人のインスタレーションがおもしろかった

 

僕の展示はときどき水しぶきが飛ぶようになっおり、これについてキュレーターのチェヨンが施設管理のスタッフから「君が連れてくる作家はひどいやつばっかり」といわれて、反論すると、「数年前にパフォーマンスで火をおこしたやつがいたじゃないか」と突っ込まれ、「それは同じ人です」、、、とはさすがに言えなかったらしい(やっていいといわれたからやったんだよ!)

 

で、昨日からソウルに移動してフェスティバルボムの準備に入りました。韓国はなんだかんだで6回来てるけど、ソウルの中心地に宿泊するのは超久々で、作業を終えて戻ると周囲の看板には日本語だらけ、聞こえてくることばも日本語だらけ。数年前はぜんぜんそんなことなかったけど、これがちまたでいう韓流ブームというやつの効果なのか。そしてなんだかんだ来てるおかげで、韓国という国における文化のあり方や特徴もだいぶ輪郭がつかめてきました。韓国にはアンダーグラウンドというものが存在しない、というと反論する人もいるかもしれないけど、見方によってはまちがいなくそうだ。それには明確な理由があり、効果もいろんなところに表れてる。よくもわるくも

 

フェスティバルボムでのライブは明日と明後日と2日間。到着するなり音響と照明とお手伝いが必要ないということにびっくりされたけど、皆さん親切で会場も最高にやりやすいので、きっと楽しくなるでしょう

 

 

 

 

 

 

2012年

3月

31日

掲示板

 

 

 

2012年

3月

20日

空飛ぶオーケストラ大実験

一瞬で終わってしまい失礼いたしました、、、事前の内容確認やマテリアルのチョイスなど端々詰めが甘かったことを反省すると同時に、"あのタイミングでおこったあれ"は決して失敗ではないのだということだけはかいておこう

 

っと。

 

まあいいや、次はやりますよ。もし次があればだけど!

 

 

2012年

3月

17日

「ネイサン、事件です」

東くんだけでなく全体をとおしてふわふわした抽象的なイベントだったけど、やりたかったことはだいたいやれた、ような気がする。でももっと導線は引くべきだった。こういう内容こそ長時間、いっそのことオールナイトとかでやったらおもしろい、、かと一瞬おもったけどぜったいそんなことないな。。でもシリーズ化して長期スパンでやるのはアリだとおもう。誰かに響くまで

 

epokは地下一階の4階で杉本くんや森くんがはじめた新スペースです。CDショップも新装オープン。居心地サイコーなんでみんな行きましょうね

本日

http://epok-schedule.tumblr.com/

 

ネイサンがはじめてライブに来たのは10年以上まえで、金髪で背が高くて目立つし、そもそもお客なんてほぼいなかったからすぐ覚えて、それから1年くらいして、個展をやるのでそこでライブをしてほしい、と人づたいに声をかけてくれました。いわゆる知人じゃない人からライブに誘われるのは当時あまりないことだったんで、あのときはうれしかったなあ。そんなネイサンがこの日だけ大阪に帰ってライブするってんだから、そりゃあ僕にとっては事件ですよ

 

 

 

2012年

3月

15日

待合室のクロージングライブ

いろんなところで直接の反応をいただきました。困惑も含めて、ひとまずは受け止めていただけたことに感謝いたします。いつもより謎をかけず直球でいったつもりなのに、いつになく質問が多かった

 

素材や管理においては屋内の展示でここまで制約無く何でもやらせてもらえたことはいまだかつてなく、内容についても、今の僕にとって重要かつ必然的な作品であった

 

ライブではじまって、ライブで終わる展示。なにやら釈然としない、真ん中がぽっかりと抜け落ちたようなライブだったけれど、終わりというのはこういうことかもしれない

 

タイトルは満を持して?FUGAZIの「waiting room」から拝借しました。外で音楽をかける機会があるといつもかけてる曲です

 

photo : ujin matsuo

2012年

3月

14日

Double Vision: Contemporary Art from Japan

最初の3日間は材料集めやら買い出しで、通訳のエレナさんと運転手さんの案内でローカルなマーケットなどをたくさんまわったけど、これをもとに制作に入ってからは、ホテルと美術館以外だと2~3回外食した以外どこへもいかなかった。でも現場でつくって、帰ったホテルでも寝るまで細かいところ制作したりして、夜中たまにおかしや飲み物買いに外に出ると空気がツーンと冷たいのが、なんだか充実してたなあ。ちなみに買い出しに行ったマーケット、五階百貨店の裏手みたいなのがもっとバラック状でずーっっっと続いてるところに、建材資材金物のみたことない形やサイズがたくさん並んでいて、めちゃめちゃ心躍りました

 

ロシアでの発表ははじめてなので、これまでの活動にしばられることなく存分に得意なところをやれた思いもあり、作品のディティールにおいては進化したところもあり、これまで海外でつくったなかではいちばん納得のいくものになった。タイトルは両会場とも去年の京都と同じ「はじめは動いていた」、英訳して"was moving at first"としてみた

 

前日からオープンに向けてはどっちの会場もホントにバタバタで、これほんまにあした開くんかいな、とだれもかれも心配しておりましたが、ぎりぎり滑り込みでなんとか間に合ったようです

 

 

2012年

3月

05日

ついにできた、らしい

DVDできたらしいです。僕は帰国まで現物をみれないというトホホな状況だけど、展示やライブなどの生モノではなく、こういった音にまつわるメディアのリリースのでは、これまで出したなかでも渾身の怪作です

 

カタログとしても凄いですよ。西光さんの写真集が一冊まるごと同封されてるなんて、それだけでたいへんなことです。今のところKAVCと、明日あたりから六本木でやってる個展「待合室」会場でも置いてあるはず。これからゆっくり地道に順をおって全国の書店とかレコード屋でも買えるようになってくそうなので、ぜひいちど手にとってみてください。ジャケもレイアウトもみたことないようなつくりです。あと置いてくれるというお店はご連絡ください、KAVCにつなぎます

 

で、モスクワの展示はいつものようにこれまでで最高のものをつくろうと心血を注いでおります。今はモノを吊るすためと、モノのっけるための足場をつくってる。はじめは施工の職人さんにお願いしてあったのだけど、他の作業に手一杯でとりかかるまでにあと4~5日かかるとのことだったので、道具だけかりて自分でやることにしました

 

という書きかたをすると誤解をうけてしまいそうだけどこういう作業は好きだし、自分でやるといったときにそれが通る現場というのはとても風通しがよく、痛快です。道具を貸してくれたり骨組みとなる木材を揃えるのに尽力して手伝ってくれたり。つくるのが楽しくなる

 

 

 

 

2012年

3月

02日

Москва

モスクワにて、13日からはじまる展覧会のため、今日はうちあわせと会場の念入りな下調べ。明日は郊外のホームセンターまで買い出しにゆきます。プランもおおかたかたまった

 

展覧会の会場となる美術館はふたつあって、電車をつかって移動に20分くらいと、けっこう離れてる。会場がRealityImaginaryにテーマに作家がわけられていて、僕はそれぞれに展示することになってます。一方はエントランスの吹き抜け、もう一方はエレベーターロビーの天井裏、という、どっちもいわゆる展示スペースではないところ。手法としては4年前にアーカスでやった「門」とか、去年の「はじめは動いていた」とか、あんな方向かな。その縮小版みたいなかんじ。けっこう無茶やらせてもらえそうな、いいすべり出し

 

Тэцуя Умэда、字面かっこいい

 

 

2012年

2月

29日

注 : グッゲンの

ちょくちょくきかれるうえに問い合わせのメールまで来たのでここにもかきますが、来月1011グッゲンの稲田さんたちのイベント、僕は出演しません、というか遠くにいるのででたくてもでれませんよ。ちなみにキャンセルとかじゃなく、最初から出演の予定はありません

 

でもイベントは超おすすめなのでぜひ行ってくださいね

 

 

 

 

2012年

2月

22日

水原ふたたび

一昨年パフォーマンスをやったNJPアートセンターの企画展の搬入。オープンはまだ先だけど、そのころは他所に行かなきゃなんで僕だけ早入り。今後毛利や大友さんも来るみたいだけど、入れ違いらしい

 

担当の人に何か必要なものはありますかときかれたのでトランスフォーマー(変圧器)と答えたら、すぐ手配します!っていなくなったので、備え付けが無いのだろうか、と疑問におもってたら数時間後に連れてこられた若者が「ヨロシクオネガイシマス、、」っておい!そりゃトランスレーターだ

 

地下倉庫に使えそうな素材がどっさり。大もの持ってこなくてよかったー

 

 

2012年

2月

21日

横浜滞在、3公演

美術館から自転車をかりて関内と往復する道中は懐かしくもあったけど、どこへも寄らずにただ往復するだけ。でも山東の水餃子は打ち上げでたらふくいただきました

 

初日は内容にも結果にも全く納得できず、大きく舵を切って改変した2日めでは個人的にはやれた部分もあるけどちょっと鋭角に行き過ぎて、3日めでやっと場をつくれた実感あり。最終日、なんといっても終わりのあと___ステージでも客席でもロビーでも、人が動くあの風景がつくりたくて四苦八苦していたのだなあ、今回。最後だけじゃなく始まりのまえも、ライブ中も。覗き込んだり、追いかけたり、上がったり

 

僕にとっては制約が三拍子そろった会場だったけれど、日をおうごとに糸口をみつけてゆき、最終的には他ではやれないようなところに着地できたのではないか。主催の小沢さんやそのお手伝いの中堀くんだけでなく、美術館の親切なスタッフさんや学芸員さんにも超助けられました。これがあったから最後まで完成に向かわずチャレンジを攻めつづけることができたとおもう

 

滞在中とにかく公演のことで頭の中がぐるんぐるんで、ほとんど何も受け付けなかった。でも終わりと同時にその渦がどっと抜けてって、帰り道大阪駅で下車して荷物をロッカーに預けたまま映画館へ。そして未開封のままだったCDをスタジオでがんがんにかけながら荷造りに勤しんで、これから韓国へ飛びます(関空にて)

 

 

 

2012年

2月

18日

ゴミと箱と音楽

久々の単独ライブ in 横浜

http://www.j-pai.net/trash_box_music/ 

 

僕にとっては特殊な会場だけど、それでこそ日日の修練が活きてくるのです。たぶん。少なくとも滅多にない機会なんで、六本木の展示と合わせ技一本でぜひどーぞ

 

 

 

 

 

2012年

2月

15日

TPAM、DVD本

週末にむけて、昨日から横浜でいろいろ試行錯誤中。今日はTPAMという舞台芸術のフェス?みたいな枠でのプレビューでした。難しい状況だけど、次へのきっかけはつかんだか

 

明日はオフなんでTPAMほかのプログラムを見てみるつもり。なんと快快にねじくんが!

 

昨日は杯一で今日はジャイカという二本柱コースは、毎日通ってた停電EXPO以来で、懐かしすぎる

 

+

そしてそして、今月末の出版を目指すカタログ+DVD「大きなことを小さくみせる」がついに入稿されました。これは作品として記録したソロ作のリリースだと6年前にIMJから出たCDに次ぐ超久々の新作でありながら、僕の尊敬するいろんな人たちとの共作でもあります

 

DVDの録音は東くん、撮影は渡邉くんという、それぞれの分野で僕がもっとも信頼する2人。ゲスト出演が植野さん。10000字超えのテキストコメンタリーでテニスコーツの2人と宇波くん、寛太くん。40P撮りおろしの写真集は西光さん、展覧会カタログ写真は宇人さん。展覧会へのテキストがクワクボさん、遠藤くん、そしてここにもまた西光さん(いまのところすべて未読、どきどき)。デザインは村部さん、編集で伊藤さんと永江くん。と名前を並べるくらいにして、つづきは無事世に出た暁に

http://kavc.or.jp/art/eam/umeda/?p=327

 

 

 

2012年

2月

10日

DOバンド

どちらも対バンがすばらしかったなあ。ECD+イリシッドツボイの、あのむき出し感を前にして、不覚にも感情が逆流してしまいました。NICE VIEWもカッコよくて、ここ最近の気分にぴったり

 

 2/10『DODDODOバンド/ECD+イリシットツボイ』東京/東高円寺 U.F.O. CLUB

 2/11『DODDODOバンド/NICE VIEW』愛知/鶴舞 BAR PIPPLE

 http://doddodo.net/live.html

 

 

 

2012年

2月

04日

待合室

先月末ついに、右手の↑↓を抜きました。手首はあいかわらずカッチコチだけど、気分はすっきり。そして抜いたその足で東京入りして、六本木で個展の準備に突入。はじめの数日は強力な助っ人として大川さんが来てくれたので、手の不自由も何のそので作業はさくさく進み、配管のノウハウなど大変勉強になった

 

勝どきでやった「迷信の科学」は、自立したものとものの関係性においては一過性の現象でありながら、みせかけはまだ「作品」でもあった。でも今回の「待合室」は???少なくともあの場ではなにもおこらない(ように見える)。年明けの餅つきBFFのときに半野田くんが言った「品(しな)」という言葉に裏打ちされてるといいのだけど、まだそこまでは行けてない

 

でもどうしようもない必然ではある。今回の作品は今まで以上に見る人がためされてる気がする、と金子さん。それを言うならきっと僕こそがあの空間に試されてるのだろうな。あの場におけるあれはごくごく自然なことなんだけれど、他人と共有できるかはまた別の話だ

 

+

というわけで、オープニングライブによって展示は立ち上がりました。参加してくれた佐藤くんがサイコーだった

 

 

2012年

1月

17日

17日

帰国前の空港にて。飛行機は長いけど、スティーブカレルのコメディがみれるから楽しみ

 

きのうは今回の滞在の成果もだせたいいライブでした。ちゃんと告知されてないのに、口コミだけで70人来たって!以前フェスに参加したことがある隣町のメッスから僕の名前をきいて来てくれた人もいました。うれしかったな

 

プロジェクトは継続してゆきます。また秋にも行く予定

 

+

今日は阪神淡路大震災のあった日だ。「その街のこども劇場版」みて覚えた。去年みたなかでも印象的な映画のひとつ。なんだか違和感のある関西弁とかテレビっぽいカメラのせいで序盤はなかなか入って行けなかったけど、気がつくと気持ちを持ってかれて、今後も機会あれば見直して2人に再会したいとおもうまでになりました

 

ビフォアサンライズ、にもちょっと似てる。でもあれは続編のほうが好きだな

 

 

 

 

2012年

1月

14日

小さなライブ

リーと会うのは5年ぶりだったので、おみやげに○(しろたま)を持ってったら「すでに持ってる」だって!海外流通されてないのにすごい、さすがだなあ。というか、結局こういう身近な人たちが探しあてて買ってくれてる。海外から直メールでときどき購入の問い合わせが来るけど、これもたいていはミュージシャンだったりレーベルやってる人だったりする。たいていIMJの通販リンクをおくるだけで終わってしまうけど、返信をさぼらずちゃんと受け答えできるようになりたい

きのうは地元のこどもたちに向けてのライブ、アンコールつきで2セットやりました。11~12才と聞いててどんなとっぽいのが来るかとおもってたら、全員うぶくてかわいかった。最初の写真はザビエがシステムを解説してるところ

 

次のは地下の井戸で録音してるところ。地下は通路が街中までずーっとつづいてて、歩いてるだけで冒険気分。最後のはマイクスタンドを借りに行った近くの劇場の天井。めっちゃくちゃ高くてびびった

 

今日はエマニュエラとその他数人にむけて小さなライブ。日曜にはもっとたくさんの人を招いてやるらしい。こうして場所はかわらないまま、別の人が訪ねてきて演奏するってのも新鮮でいい

 

 

 

 

 

2012年

1月

12日

ヴェルダン

フランスはヴェルダンという小さな町で、ザビエ・シャルルとリー・パターソンと3人、ひとつ屋根の下で共同生活。朝夜はここでごはんをつくって食べて、他の時間は一日中、近くの古くて超巨大な石の建物に移動して、いたるところに半インスタレーション的なセッティングをして、演奏したり、それを録音したりを、3人あーだこーだいいながら試行錯誤してる

 

ときどき気分転換に、河やら山やらに行っては音響ホットスポットを探索し、そこで録音をしたりもする

 

夜くたくたになって帰ってくると、3人ならんで夕食をつくって、食べて、寝る。料理のクオリティが日に日にあがっていて、今のところこの合宿いちばんの成果かも。フランスにくると毎回、食の発見がおおきいなあ。帰ったらまたちゃんと自炊しよう

 

故郷の家族から写真を送るようにいわれたので、どうせならとここにあげてみる

生録に励むリー。左の2つはバトルフィールドと呼ばれる、かつて第一次大戦の戦地となった場所。このあたりの土地は、爆撃の影響で全面が月のクレーターのように波うって凸凹しており、森の中に入ると、鉄砲やら薬莢やらがいまでもゴロゴロしてる。銃撃戦や待機につかわれたトーチカもたくさん残っていて、なかに入ると残響が深く、ひんやりと響く

毎日通ってる作業場、壁の落書きが18世紀だって!!!

 

 

 

 

 

 

2012年

1月

06日

→仏

数時間後からしばらくフランスにいってます。超ひさびさにザビエらとのプロジェクト。帰国は18日の朝です(間違って認識してたので訂正しました。まずい、17日の予定が、、)

 

飛行機、座席がオーバーブッキングでプレミアムシートにまわされました、ラッキー

 

年賀状をくださった方々どうもありがとうございます。嬉しいのに、毎年お返事せぬままやり過ごしてしまっていて不甲斐ない、、そのうちきちんとお返事したい

 

あと一部の方々へ。連絡系もろもろ、忘れておりません。近々_

 

 

 

 

2012年

1月

04日

BFF おもち編

 

 

 

 

2012年

1月

02日

BEYOND THE HORIZON

紹介しわすれてましたが、森本誠士さん監修のこちらのコンピに小品を出しております。2月に出版されるDVD&カタログ用に録ったものの断片。東くん録音

http://www.auditionrecords.com/ar050.html

 

 

 

 

2012年

1月

01日

2012

ことしもよろしくおねがいします

 

写真撮影:宇人さん