2014年

5月

05日

 

今日で怪我からちょうど2ヶ月。もともと退院の時期をみこして大阪に来るつもりでいた母親が駅に着いたというので、外で待ち合わせをする。面会に来ていた友人と一緒に、今回はちゃんと外出許可をとって、タクシーで心斎橋にある大好きなうどん屋まで。早朝から朝にかけてまた例のやつで痛み止めを打っていたので、外出はやめといたら、と看護師さんから忠告されたけど、動けるときに動いたほうが石が早く落ちるという情報を某経験者さんからメールでいただいたので、それに従って行くことにした。痛くなったらすぐ戻ってくればいいだろう、ということで。母親に会うなり、あんたしににてきたわね、と言われて一瞬何のことか理解できなかったけど、ひらがなの「し」に似てるという意味らしく、それは杖をついているからだと説明したら、そうじゃない、とだけ言われた。連休中ということもあってか、いきなり人の多さに酔ってしまう。早くお店に避難しようと先陣を切って歩いていたら、今度は歩き方がロボコップみたいだとさんざん笑われる。うどんは、一口めは沁みたけど、途中からその味の強さにあたってしまい、病院に戻っても、おやつも夕食もぜんぜん食べられなくなってしまった。この2ヶ月決められた時間にしか食べてなかったので、時間がずれたことも関係あるかもしれない。病院までついてきた母親は「お母ちゃん帰ってきて、おねがい」と声をあげるおばあさんを見て祖母のことを思い出したらしく、涙目になっていた。ずっと空いていた隣りのベッドに、久々に新しい人が入院してきた。隣りがいないというのはかなり気が楽なもんで、勝手いうと、この先退院まで誰にも来てほしくなかったし、前のときみたいに怒鳴る人だったら嫌だなあ、とちょっと警戒もする。声の感じだと若くはないけど、思考もはっきりしていて、看護師さんに対しても饒舌なかんじ。どんな症状かはわからないけど、心拍数に応じてアラームがなるらしく、来てすぐからずっとピーピー音が鳴りっぱなし。付き添いの奥さん?に対してしきりに「いつもこんなに鳴るわけやないねんけど、おかしいよなあ、今動いたからやろな、いつもはもっと静かやのになあ」みたいな愚痴をこぼしてるけど、これはきっと僕や周りのベッドの人に向かって言ってくれてるんだろうな。その気づかいに、少し安心する。そのまた奥のベッドの患者は今日から療養病棟に移動して、代わりにもっと若い人が入ってきた。〇〇さん起きてくださいよー、移動ですよ/あれ、仏壇は?/ぶつだん?/おかしいなー、どこ行ったかな、仏壇をみませんでしたか?/仏壇なんてありません、ここ病院ですよ/仏壇もありますよね?/仏壇ないです、移動しますよ/おかしいなー