リハビリのお兄さんに仕事内容などをいろいろと質問されて、自分が普段どういう作業をしながら、どういう行動をとっていて、そのとき身体はどう動いているかをあらためて考える。これに応じて、座ったまま腕や肩の軽いトレーニングがメニューに追加された。できるだけ早く復帰できるようにちゃんと治しましょうということで、お兄さんから先生にも相談してもらいながら、でも時々は現場の判断で、先生からの指示を無視したりもしながら。歩くだけでもずいぶん回数を増やしたので、明日は筋肉痛かもしれない。もう少し先になりそうだけど、退院後の療養期間でやっておきたいことをリストに書き出してみた。作品や仕事のことを抜きで考えても、部屋の掃除とか、スタジオの改装とか、途中で行かなくなってる歯医者とか、ぜんぶをやるには1ヶ月そこらではぜんぜん足りない。加えて面倒くさい雑務まで考えだすと退院へのモチベーションが下がってしまいそうなので、年内達成の目標に変更する。夜中、女性がパニックをおこしたような叫び声。あわせて、パタパタとつめよる足音、目が覚めてしまった人、ついでにトイレに立つ人、全体が静かにざわつく。似たような状況は前にも何度かあって、そんなとき自分はもっと緊張していた。でも今はベッドの隣りに車いすが停めてあって、その気になればいつでも自分で状況を確認しに行くことが出来る。だから、安心してまた眠ることだってできる