週に一度のレントゲンと、こっちの病院に移って2度めのCTスキャン。入院初日に撮ったCTと比較しながら症状を見せてもらえた。背骨を断面図でみると、お餅のような源氏パイのようなうにゃっとした形状のものが並んだ状態になっていて、その中のひとつが割れて広がってるのが1ヶ月前の写真。今日撮った写真だと、その割れて空洞になったヒビの部分が白く埋まってきているのがわかる。広がった骨の破片が収束するというよりも、広がったまま隙間が埋まってく感じなんだ。ギブスも外れ、コルセットに代わった。ギブスが外れた体はどんなグロテスクなものになってるかと期待していたけど、そういう意味では見た目になんら変わりなかった。コルセットを作った義肢担当のおじさんが、真顔のまま不安を煽るような冗談を言うすっとぼけた人で、なんだか信頼できる。コルセットは骨組みでできていて、おもっていたほど夏も暑くなさそうでよかった。今日からこれを巻いて、ベッドにも角度をつけていく。まずは45°起こすところから。早ければ来週には車いすの練習もはじまる。車いすで動けるようになったら、誰かが一緒であれば外にも出られるらしい。外に出られるってことは、帰りにコンビニで買い食いしたりできるということなのか。急展開すぎて、状況の変化に気持ちがついていかない。そしてストレッチャーのままで、1ヶ月ぶりのシャワー。洗ってくれたのが前回のときと同じ介護職の人で、ずいぶん胴回りが細くなったと言われた。しかも至る所キズのように菜箸の掻きあとがあるとか。外に出ない運動しないとなると汚れることはほとんどないので、洗うと皮膚がふやけて、真っ白いまま皮が剥ける。頭と顔は自分で洗えるけど、真上を向いたまま漱ぐと、どうしても水が鼻から入ってきてむせてしまう。それでも髪の毛を掴んで頭をガシガシ洗える快感といったらなかった。動けないなりにも、全身が軽くなったような気がした。短いけど特別な時間だった