香港

街を歩いてるだけで、小さい頃みていた香港映画がどれほど自分のなかに刷り込まれているかを実感する。竹で組まれた足場には酔拳を思うし、よぼよぼのおじいさんや薄毛で太った中年がみんな達人にみえる。これはカンフーキッドに出てきたたお菓子だから食べてみよう、とか、大口(マース)にそっくりな人多すぎやなー、とか。とくに九龍の眼でジャッキー・チェンがバスの屋根を飛び移りながらアクションをするシーンの現場に偶然遭遇したときの感動がもの凄くて、わざわざバスを降りて見渡しながらジーンときて、自分にまだこんな子供の頃のままの心理が根付いていたことに驚いた

でも、ご飯の席で現地の展覧会スタッフにそれを話したときの冷たすぎる反応ったらなかった。香港では、ジャッキーは若者に嫌われてるんだって。理由は、国家や政治についての発言アホすぎるからだそうで、リベラルな考え方の持ち主はみんな嫌ってるんだと。でも作品をみたのかと問うと、どいつもこいつも見たこと無いっていうんだもん。悔しいので紙とペン取り出して漢字で名作のタイトルかきまくって、ジャッキーの悪口言う前にこれを全部みろ、とテーブルに置いてやった。そしてホテルに帰ってからyoutubeでジャッキーのNG集を見ながら涙を流すという、、

ちなみに昭男さんはどっかの国でカンフーの達人と間違われてサインをねだられたことがあるそうです。まああの風貌なら無理もないな。にこにこしながら「鈴木昭男って書いちゃった」だって