台北

アジアに行く機会が増えてきてることは、最近の僕の興味とばっちりハマるところがあるので、毎回とても勉強になる。そもそも台湾についてもともと知ってたことなんて、少しの歴史と幽玄同士とエドワード・ヤンくらいだったけれど

自分が呼ばれた場所や置かれている立場がわからないまま到着し、あらかじめ用意されていたであろうプログラムに巻き込まれながらたくさんの印象的な人たちと出会うなかで、台湾におけるアヴァンギャルドや前衛の意識、インディペンデントな活動、メディアアートの立ち位置などなど、いろんな創作の背景が浮き彫りになってくるのがスリリングだった。体験や会話から得られる知識が、自分がこれまで知っていた歴史認識や思い描いていたイメージと大きくちがっていて興味深い。あと、台湾の文化風俗における日本の影響って、日本におけるアメリカの影響と似てるなー、とも感じました

ライブは2日連続だったので素材そのものを変えることはできなかったけれど、それぞれに別の角度からちがうことをやってみた。自分にとってはどこか希望を見出してしまうほどにあらゆる文脈からかけ離れたストレートな反応だった。そもそも文脈そのものが欧米とは切り離されていて、整理も細分化もされる以前なのだとおもう。だから演劇の小屋でおこなわれた僕のライブに音楽とか美術とかいろんなところの人が来て、最後にストーンズが表紙のロック雑誌から取材が来たりもする

お世話になったリーチュンやヤンフンやエイミーさんたちが、この先台湾では僕のようなことをやる人がどんどん増えていくんじゃないか、と言っていた。ホントのところどうなるかはわからないけど、想像するとなんだかわくわくするなあ

16-18