ポン=ド=バレ

ザビエのアトリエに転がってたモーターやガラクタを組み合わせて、ライブを重ねるごとにいろいろと別のことを試しながらやってみた結果、最後のライブはかなり特殊な、これまで聞いたことないようないびつな音楽になった。20人くらいづつの各回入れ替え制で。やっぱり小さいライブはいいです。大きすぎると試せないことがたくさんある。他の場所ではギャラリースペースはもとよりアトリエ各部屋におのおのの小さい世界がちりばめられていて、本当に素敵な展覧会でした

ポンドバレはとにかく美しいところなので、隙をみつけては散歩したり山を登ったり。リーは野外録音の趣味があって、というかほとんどそれをやってるかそれに関係あることしか喋ってないような人で、彼が録り集めてる世界各地の池や沼の音源はどれも本当に美しく表情豊かで、どれだけ聞いていても聞き飽きない。僕もここ1年くらいアイデアを変えながら水中の音を録ってるけど、僕が録ってるのは主に物理的に生じる気泡の音で、リーが録ってるのはもっと水草とか魚とか昆虫とかに起因するような、小さな世界を覗きみるような音。素朴で日記を読んでるのような感覚に近い、これってこの人の日常なんだな

 

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野外録音つながりで告知、帰国した日の夕方から西宮の船坂であやしい音の冒険、興味のある方はご参加ください。行ったことない土地なので探検しながら面白い音を採取して、それを岩肌に反射させて聞いてみようという試み。ここ、黒澤明の「隠し砦の三悪人」の舞台だそうです