グルノーブル

フランスの北東に位置するFresnes-en-Woëvreから南に大きく移動して、今いるのは南東のポン=ド=バレというこれまた小さな村。とにかくきれいで、会う人会う人いい人ばかりだし、村に3つしかないレストランはどれもおいしい(2つしか行ってないけど)楽園みたいなところ。ザビエは1年前からここに住んでいて、彼のアトリエは複数のアーティストが共同で運営しているLe Quaiというスペースのなかにある。一昨日、彫刻家のニコラスとイベント用にケーキを焼いてたら、大量のコショウを取り出してきてテイスティングがはじまった。彼は世界中の珍しいコショウの収集家なんだそうで、日本の山椒について聞かれたので、うなぎ(eel)によく使うスパイスだと伝えたら「ウナギ!」と日本語で返された。そうか、「うなぎ」はカンヌで賞をとったんだった

僕たちはここで週末に催されるアトリエ作家共同の展覧会に参加するかたちで、今日から2日間で3度のライブ演奏をすることになってる。これに先立ち、昨日はいったん車で遠出してグルノーブルという町のライブハウスでライブでした

こちらは移動の途中に寄ったアルプスの袂、ヴィラール=ド=ランでパシャリ。なんか画像検索でひっかかりそうな写真だな。雪山、とかで

 

ライブはこれまで3人でやったなかでベストの内容だった。私生活もふくめて3人の間で遠慮がなくなってるのが、ぜんぶいい方向で作用してる。ラジオ局が中継していたダンシテのときのライブ録音も送られてきたけど、これまたなかなかよいではないか。最近こういう即興のセッションみたいなことから疎遠になっていたし、何をやろうにも、何故今此処で惟か、を過剰に意識しすぎるきらいがあるので今回もぐるぐると考え続けていたけど、3人でやるおもしろさの実態をはっきりと掴めてきた

グルノーブルの会場の上にはアパートがくっついてて、もともとスクウォットから居住権を得た場所らしい。今年はここの30周年らしく、やたらいろんな人が嬉しそうに言葉をかけてくるなあとおもったら、ライブの後案内されたところで皆一緒に食卓を囲んでて、そのほとんどが老若男女交えたここの住人たちだった。何人住んでるのか聞いたら「誰も把握してない」だって。今年はこういうところによく出くわすなあ

ドネーションで置いてあった手作りCDを何枚か購入。どれもジャケがすばらしいのです